デイヴィッド・ウィルコックのセミナーより、 『地球温暖化説』が決して成り立たない理由⑨

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デイヴィッド・ウィルコック

引き続き、以下デイヴィッド・ウィルコックセミナーより

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海王星


海王星

次は、海王星についてです。ここでもまた、すごいことが起こっているのです。1989年の時点では、海王星には明るい雲がほとんど観測されていませんでした。ところが2003年になると、ここ海王星でも同じことが起こったのです。ローレンス・スロモフスキー博士が、大幅に明るさが増加しているのを発見したのです。1996年から、時間の経過とともにどのように変化するかを観察していくと、いくつか小さな明るい嵐が起こっていることがわかります。下部の画像1を観てください。 表示されているのは、1996年、1997年、2002年度の(左から順に)0度回転、1/4回転、1/2回転、3/4回転(自転)におけるそれぞれの海王星の様子を示したものです。そして最も右側には、ソフトウェアを使って全てをブレンドし、その年の海王星の平均的な様子を示しています。明るさがどれだけ増加したかを観てみてください。1996年、1998年、2002年と経過するにつれ、明るさが増加していっていることがはっきりと判ります。つまり惑星全体が充電されつつある、ということなのです。コーネル大学のリンクによる記事を読んでみましょう。それによれば、『海王星は、過去数十年間、明るさが10%増加傾向にあります。時間の経過とともに明るくなってきています。しかしまだはっきりと理由は判っていません。』とあります。42年間にわたるデータも示されています。膨大なデータです。1980年から2000年にかけて、明るさが増加していっています。そして2000年から2005年の間に、上昇傾向は次第に減少していって一定になってきているといっています。ただし、2005年以降の値は1980年よりも明るい、ということには変わりありません。そしてこれは角度が傾いたからとか季節的なこが原因しているのではないと、言っています。研究者たちはどうしてもその原因を、傾斜の角度によるものだ、結論づけたいようですが、それが出来ないで困っているわけです。何故なら、海王星のこの明るさの増加は、放射照度の増加より100倍以上にも及んでいるからなのです。しかし、NASAはこの件に関して蓋をしたかのように触れずにきたのです。しかし2016年、ある大学院生の発見がこの蓋を開けることになります。下部画像2を観てください。これは、顎が落ちるほどびっくりする変化です。これについて、2017年8月7日付けのphysicsworld.comによる記事を観ていきましょう。『海王星の予想外の明るい嵐』と言う見出しで始まっています。これは実は、ある名もない大学院生によって発見されたのです。そのことがきっかけとなって、やっとこの海王星に関する研究が仕切り直されたようです。記事の続きです。『地球の大きさに匹敵するサイズの大々的な嵐の複合体が、海王星において通常は静かな地域であるはずのところに出現しました。米国のカリフォルニア大学バークレー校の大学院生ネッド・モールター氏は、ハワイのケック天文台で黄昏観測の試運転を実施している時、この嵐を偶然観測したのです。この嵐の構造は、その領域が9.000kmにわたって非常に明るく示されており、緯度と経度両方において少なくとも30度に及んでいます。このような低緯度でこれほど明るい嵐を観測したということは、非常に驚くべきことです。とモールター氏は述べました。』とあります。この画像2を観て何かを思い出した人も多いのではないでしょうか?そうです、これはまさに2014年、天王星で観測されたことと同じ現象なのです。海王星においても、明るい嵐が突然沸き起こったのです。『通常、このエリアは本当に静かです。 ですから、赤道のすぐそばにこのような巨大な雲が居座っている眺めは壮観です。他の惑星と同様に、海王星における大気風は緯度によって大きく異なります。したがって、この嵐の構造のように非常に広範囲にまたがっているということは、何かがその構造自体を一つにまとめているに違いありません。』とあります。(10へ続く)

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画像1 1996-2002年 海王星の変化

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画像2 2016年 海王星の嵐

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デイヴィッド・ウィルコックのセミナーより、 『地球温暖化説』が決して成り立たない理由⑧

 

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デイヴィッド・ウィルコック

 引き続き、以下デイヴィッド・ウィルコックセミナーより

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天王星



天王星

次は天王星の話しです。ここ天王星においても、同じような現象が起こっているのでしょうか?その答えは、圧倒的にイエスなのです。上部の画像は、1986年時点での天王星です。 雲も、斑点も何も見当たりません。しかし1999年、下部の画像1のように変わったのです。問題となっているのは、左のオレンジ色の斑点、そして真ん中に観えている2つの雲です。これに関して、NASAの科学者であるエーリッヒ・カルコシュカ博士は、『これは、本当に大きな変化です!』と、まるで女子高生のように興奮していましたね。NASAの記事によれば、『この季節的な明るさの変化は、もはや我々の想定を超えています。』とあります。私が考えるに、この劇的なる変化は、決して『季節的』なものではありません。惑星が太陽に傾いたわけでもありません。何故、太陽系すべての惑星に次々と同じような現象が起こっているのでしょうか?そこが大事な点なのです。その後、2004年になると、天王星はさらに明るくなっていきます。(下部画像2参照)特に右側の画像に注目です。明るさの出ている場所が、幾何学的なパターンで見えているのがわかります。思い出してください。木星においても、赤道上に幾何学的な間隔を置いて、雲たちが観測されていました。何故ならその根幹となる幾何学が、内に秘められているからなのです。その幾何学のノード(結び目)が活性化され、それを私たちが観測しているのです。そして更にNASA は、2004年から2007年にかけて、天王星の環の『劇的な変化』を報告しています。下部画像3を観てください。少し判りにくいのですが、明るさのレベルに注意しながら見比べてください。環の明るさです。2001年の画像では、この環の上半分のみが明るく下半分は 薄暗いのです。しかし、2003年になると、明るさが下半分に移行していることが判ると思います。そして、2005年には、その明るさが上下共に広がっており、2007年には、ますます熱くなり、よりエネルギー的に強くなり、より明るくなってきているのが判ります。これは、サイエンテイフィック・アメリカンが提供している画像なのですが、その記事を少し読んでみましょう。『天王星の環を真正面から観察できたのは、1986年以来のことです。それによって、驚くほど明るい帯状のかすかな塵が現れているのが判ります。この他にも想定外の発見があります。それは、天王星のζ環(ゼータリング)と呼ばれる広くてほこりっぽい内輪が、宇宙船ボイジャーの最初の観測以来、天王星からさらに大きく離れていっている、ということです。報告書は、土星海王星の環も変化が著しいですが、天王星の環は中でも最も劇的な変化を遂げている、と結論付けています。』と書かれています。そして更に、この天王星における変化は続きます。2014年に大型の新しい嵐が発生したのです。それについてのL.A.Timesの記事の見出しは、『この天王星における巨大な嵐には、天文学者は頭を掻きむしっています。』とあります。画像を最初に観てみください。(下部画像4参照)この嵐がどれほど巨大であるかが判るでしょうか。では記事の本文を読んでみましょう。『カリフォルニア大学バークレー校の惑星天文学者、イムケ・デ・ペーターが率いるチームは、8月、ハワイのケック天文台においてこれを最初に発見しました。驚いたことに、8つの巨大な嵐が観測されたのです。そしてそのうちの一つはこれまでに観測された中で最も明るく巨大なものでした。この時、たまたま偶然観察していてこれまでに見たことのないような信じられないほどの嵐に気づいたのです、とデ・ぺータ氏は述べました。』とあります。これほどの現象が起きているというのに、何故誰もこのことについて話さないのでしょうか?これは、私たちの『裏庭』で起きているのですよ。 木星では大赤斑で異変が起こっており、土星の北半球では荒れ狂う大きな嵐が観測され、そして、ここ天王星においても非常に珍しい巨大な嵐が起こっているのです。2007年という年は天王星が42年に一回起こる分点であったため、太陽が天王星の赤道を直射したことが原因であった、というような説明が少しは成り立ったかもしれません。しかしそれから7年後の2014年にこれほどの大型の嵐が吹き荒れているのです。研究者たちはこれをまるで理解出来ていないのです。頭を抱えてしまっているのです。それについて、記事はこのように書いています。『2007年に異常な雲の活動は観測されましたが、それは2014年の嵐と比較すれば問題にならないものでした。通常は静かな天王星において、これほどの嵐が観測されるとは研究者の間で予想だにしていなかったことです、とデ・ぺータ氏は述べました。』と書かれています。 繰り返しになりますが、この現象の奇妙な点は、天王星にはこれに結びつくような強力な熱源がそもそも存在していない、ということなのです。記事はさらに続きます。『他の3つのガスジャイアンツ、つまり木星土星海王星にはすべて、強力な内部熱源があるようです。そしてそれが、大気中の嵐をかき立てる原因となっているのかもしれません。しかし天王星にはその強力な内部熱源がないのです。であるならば、太陽が原因となってそのような妨害が生み出されているに違いありません。』とあります。しかしもしそうであるならば、太陽がそれをする原因は何だというのでしょうか?全く説明出来ていないのです。記事は続きます。『しかし、その分点から7年後に起こったこれらの大規模な嵐については、その原因となるべき太陽光が十分ではないためその理論では説明がつかないのです。それは、天王星の内部の働きが、科学者が予想していたよりはるかに複雑であることを意味しています。そしてそれは、少なくとも根本的に理論を調整しなくてはならないことを告げています。すでにこの理論は全く現実的ではありません。』(9へ続く)

 

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画像1 1999年、嵐が襲った天王星

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画像2  2004年 明るさが増した天王星

 

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画像3 2001から2007にかけて 天王星の環

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画像4  2014年に起こった天王星の嵐

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デイヴィッド・ウィルコックのセミナーより、 『地球温暖化説』が決して成り立たない理由⑦

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デイヴィッド・ウィルコック

引き続き、以下デイヴィッド・ウィルコックセミナーより

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土星X線大量放出

 

土星

では次は、土星の話しに移りましょう。実は、土星においても同じような現象が起こっているのです。 大きなドーナッツ状のプラズマエネルギーが育っているのです。 このドーナッツ状のプラズマエネルギーは、1981年から1993年にかけて、1000%密度が高くなっていますそして最近のドーナッツは、より大きく、より密度が高くなってきているのです。さらに1996年には、以前観測されたことのなかったホットスポットが極圏に現れ始めたのです。このように、 以前は無かったものが、ここ土星においても現れてきているのです。この明るい輝きは、赤外線写真で見ることができます。そして、もう一つ、土星では驚くべきことが起こっているのです。そして誰も何故これが起こっているのか理解出来ていません。それは、土星の赤道を中心に回転している雲の速度が1980年から1996年にかけて58.2%も低下したことです。これは、土星が何らかの大規模なエネルギー変化を起こしていて、それが原因となって減速している、と考えられるのです。これはこの惑星においてポールシフトが起こる前段階であった、と私は考えているのです。さらに2004年には、土星X線の大量放出を吐き出し始めます。(上部写真参照)そして土星の『環』においても変化が観られるのです。下部画像1で確認できるように、以前はこのように 奇妙な暗いパッチ(スポーク)が土星の環にエッチングを施していました。この奇妙な暗いパッチ(スポーク)は、自身の速度で回転していたのです。 そのスポークが2004年には完全に消えてしまったのです。これはNASAのキャロリン・ポルコ博士によって発見されました。おそらくこれは、土星のある種のエネルギーフィールドが関係して起こっていた現象のはずなのです。それが、ポールシフトによって、もはや土星の環に影響を与えなくなったのだ、と私は考えているのです。スポークは、以前は下部の画像2のように観えていました。それらは、土星の環の至る所で観測されいたのが、今では全て消えてしまっているのです。 非常に奇妙な現象が起きているのです。科学者たちは必死にこれに追いついて理解しようとしているのですが、出来ないでいるのです。次です。これも奇妙です。この現象も、土星においてこれまで観測されたことがありませんでした。それは2011年に突然現れたのです。(下部画像3)これは、明らかに大規模な火山の噴火です。北半球全域に広がっています。つまり、土星においてスーパー火山爆発が起こったのです。もしあなたがこの時点で土星に住んでいたなら、絶滅レベルと言っても良いほど相当な緊迫した状態を経験することとなったでしょう。生存不可能なレベルであったかもしれません。土星の北半球全体をカバーしていて、様相が一変しています。NASAによる関連記事を少し読んでみましょう。『この火山の噴火に伴った温度上昇は、非常に極端で信じられないレベルです。もしこれを地球上で例えるなら、それはアラスカ州フェアバンクスの冬の気温から一気にモハーベ砂漠の夏の気温まで上昇させるようなものです。』とあります。また、これまで可能だと想定されていた数値よりも100倍多いエチレンガスが発生したのです。これは火山噴火による副産物です。CBSニュースも次のように伝えています。『巨大な土星の嵐は、未だに科学者を驚かせています。』とあります。またこれは、赤外線カメラがとらえた赤外線スケールでも驚くべき明るさの増加を示しています。赤外線スケールによって熱を肉眼で確かめることが出来るのです。下部画像3を観てください。どれほど明るさが増加しているかがはっきりと確認できるのです。スーパー火山爆発によってこのような変化がもたらされているのです。(8へ続く)

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画像1 土星の環にあった黒い影スポーク

 

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画像2 以前は土星の環で観られていたスポーク

 

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画像3 土星の北半球に現れた火山爆発による現象

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画像4 土星のスーパー火山爆発がもたらした温度変化

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デイヴィッド・ウィルコックのセミナーより、 『地球温暖化説』が決して成り立たない理由⑥

 

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デイヴィッド・ウィルコック

引き続き、以下デイヴィッド・ウィルコックセミナーより

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木星の第三衛星ガニメデ


 

木星の第三衛星、ガニメデ

次は、同じく木星の月、ガニメデ(木星の第3衛星)についてです。このガニメデにおいても例外ではなく、明るさが大きくなってきているのです。1979年から1995年にかけて、200%も明るさが増加しているのです。一部のエリアでは、700〜1000%も明るくなっています前述の、ケンブリッジ・プラネタリー・サイエンスによる、木星』の本で、これについて書かれている部分を読んでみましょう。『宇宙探査機ボイジャーの測定では、10〜40Rの明るさを示していました。しかし、ハッブル望遠鏡で観測すると、それは50-100Rになっており、これは2倍以上の数字です。これは、ガニメデのプラズマシート電子が関係している、ということを示唆しています。』次は、私がみつけた資料ですが、こう説明されています。『ハッブル宇宙望遠鏡の観測で見られる強いオーロラ放射のホットスポット。最初はほんの10から40Rの明るさだったのが、300Rまで急激に上昇しています。この現象を解明させるためには、宇宙探査機ボイジャー測定ではもはや適用できない、ということを意味しているのです。』とあります。これは、私たちが新しい時代に移行した、ということを示唆しているのです。惑星全体が変化しているのです。全体的に、明るくなってきており、1000%も上昇しているのです。今までの古くからの観察方法では適用することができなくなるほど、何か根本的な変化が起こっている、ということなのです。そしてさらに2014年には、ガニメデとカリスト(木星第4衛星)が、『日食』の最中でさえ、明るさを示したというのです。(下部、参照画像)これは大いなる変化です。Phys.orgの記事によれば『日食の最中でも、木星の月たちがわずかに明るく照ったままです。』と書かれています。この奇妙な現象についても、研究者たちは説明ができないでいるのです。記事の続きです。『スバル望遠鏡とハッブル宇宙望遠鏡を使用していた天文学者たちは、木星の影に隠れて太陽に照らされていない時(つまり日食時)も、イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストが、わずかに明るさを保ったままであったことを観測しました。この現象は、特にガニメデとカリストで顕著です。この発見をした津村浩二博士によれば、宇宙論的研究をしている最中にそれをたまたま偶然発見した、とのことです。津村研究チームは、木星の衛星たちが木星の影に隠れる時(日食時)、当然暗いままの状態になるであろう、と想定していたのです。』と書かれています。つまり、以前はそうであったのが、その状況はすでに変化している、ということです。次は土星の話しに移りましょう。(7へ続く)


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日食時のガニメデとカリスト わずかに明るさを放っている。

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デイヴィッド・ウィルコックのセミナーより、 『地球温暖化説』が決して成り立たない理由⑤

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デイヴィッド・ウィルコック

引き続き、以下デイヴィッド・ウィルコックセミナーより

 

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木星の第二衛星、エウロパ

木星の第二衛星、エウロパ

次は、エウロパ(木星第ニ衛星)についてです。前述の、ケンブリッジ・プラネタリー・サイエンスによる、木星』という本によれば、エウロパでも明るさが大幅に増加した事実について書かれています。実に驚きです。その本からの内容ですが、これまでの情報・知識を総動員してエウロパの想定画像を作成していました。ところが、2003年、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたエウロパは、想定外の光を放っていたのです。 予想していたよりもはるかに明るく光っていたのです。そして研究者たちは、またしてもこれについて説明出来ないでいるのです。ではその箇所を少し読んでみましょう。『木星』19章より。『最近のハッブル望遠鏡がとらえた画像は、私たちの想定を超えて複雑に明るくなっていることを示しています。』そして、『反木星半球(木星からみて裏側)に、以前よりもはるかに明るく光っている領域が出来ています。』と書いてあります。科学者たちは、これが何故なのか全く理解出来ていません。更に、このエウロパにおいても、2003年になって初めてプラズマトーラスが発達してきたのですそれ以前は存在していなかったのです。これについて、ジョンズ・ホプキンス応用物理研究所の研究者は、『木星の周りに、巨大なガス雲を観測しました。』と述べています。彼らはまた、それが驚くほど密集しているとも言っています。密集もなにも、以前にプラズマトーラスがエウロパに現れたことは無かったのです。これは、すべての粒子がエウロパの重力軌道に捕らえられることによって引き起こされている、と私は考えているのです。(6へ続く)

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2003年、初めて観測されたエウロパ軌道上のトーラス

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デイヴィッド・ウィルコックのセミナーより、 『地球温暖化説』が決して成り立たない理由④

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デイヴィッド・ウィルコック

引き続き、以下デイヴィッド・ウィルコックセミナーより

 

 

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画像1 木星の第一衛星、イオ 


木星の第一衛星、イオ

次は、木星の衛星について話していきたいと思います。つまり、木星の『月』たちについてです。まず、木星に一番近くて熱い『イオ(木星の第一衛星)』から始めることにします。イオは、通常、上部画像1が示すように、1つの大きな火山のような様相を呈しています。通常、このように表面が真っ赤なのです。1995年7月、イオの赤道に沿って火山が噴火したのが観測されたのですが、突然それと同等の大きな変化が起こります。下部の画像2を観てください。イオの真ん中にある、点(白く光っている部分)のサイズの違いに注意してください。1994年と1995年を比べているのですが、白く光っている部分が遥かに大きくなっています。これは大爆発によるものです。これに関するhubblesite.orgによる記事を読んでみたいと思います。それによれば、『1979年に打ち上げられた探査機ボイジャー2号以来、イオの表面はほんのわずかしか変化していませんでした。しかし、突然、1994年3月から1995年7月の16カ月間にかけて、幅約320kmの明るいスポットが現れたのがわかります。これは火山の噴火によって引き起こされたのです。』とあります。そして、そのちょうど1年後の1995年から1996年にかけて、イオにはまたしても大きな変化がもたらされます。非常に劇的な変化です。これも、1979年に探査機ボイジャーが打ちあげられて以来の変化なのですが、イオの電離層が、1000%も高くなっているのです。これについて、アイオア大学のルイス・フランク博士が次のような記事を書いています。『1973年から1997年の間で、イオの電離層荷電粒子雲の大気は、1000%高くなってきています。』とあります。 これもまた、我々太陽系が入っていっている新しいエネルギーの粒子(クラウド)によって引き起こされている、と私は考えています。フランク博士は、『観測宇宙船のセンサーは、イオの900kmにも及ぶ、非常に密集したイオン化した酸素、硫黄、二酸化硫黄の領域を発見しました。これは、イオの凄まじい火山活動が原因となっているに違いありません。』と述べています。『以前にボイジャー宇宙船で撮影された火山噴煙の画像は、噴煙の高さが数百キロメートル以下程度にしか伸びていないことを示していました。1973年の『宇宙船パイオニア10号』による電波掩蔽は、電離層が地表からわずか約40〜100kmの高さを示していました。 それが、900km高度で観測されるなどと、誰も予想だにしていなかったのです。』と述べたのです。同じ時期に、イオの表面全体が200%熱くなるという、信じられないことも起こっています。これについて、1998年のブラウン大学によるニュース出版物が伝えています。『科学者は、木星の第一衛星イオに、太陽系において最も熱い表面があることを発見しました。』とあります。つまり、イオの表面全体が200%も温度が上昇しており、科学者はそれに驚嘆しているわけです。そして何が原因なのか説明出来ないでいるのです。もう少し読んでみましょう。『最新の温度測定値は、1979年にボイジャー宇宙船によって記録された最高温度の2倍以上を示しており、この数値は最近望遠鏡によって行われた測定値をも上回っています。科学者たちは、極端な気温上昇に驚いています。』 彼等は、イオで何が起こっているのかをまだ説明することが出来ないでいるのです。(5へ続く)

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画像2 イオの表面の変化 1994年と1995年を比較

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デイヴィッド・ウィルコックのセミナーより、 『地球温暖化説』が決して成り立たない理由③

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デイヴィッド・ウィルコック

引き続き、以下デイヴィッド・ウィルコックセミナーより

 

木星

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木星の白い楕円 1997年から2000年における変化


次に、木星の話しをしたいと思います。2004年にこの本を見つけられたことは、とても幸運なことだったと思います。ケンブリッジ・プラネタリー・サイエンスによる、『木星』というタイトルの本です。この本には、他では手に入らない、素晴らしい情報がたくさん書かれています。残念ながら、本が出版された後、PDFのほうは閉じられてしまいました。そもそも私はこの本が出版される前に、随時加筆されていたPDFのほうを閲覧していたのです。この本によれば、木星は、1974年以前には観られなかったプラズマトーラスを成長させていたことがわかります。そして今ではそれをはっきりと確認することが出来ます。これは驚異的な事実です。プラズマトーラスの密度は上昇し続け、1979年から1995年にかけて、200%も増加していたのです。この本ではその箇所について簡潔に、『予想よりもはるかに強い。』と書かれていますが、これは驚異的な事実です。1995年には、木星の大気が以前の測定から想定される数字より、100度も高温であることが観測されているのです。『木星』の第一章で、これについて次のように書かれています。『中・上層大気についての議論において、いつも問題となる中心的なテーマは気温についてです。つまり、大気の温度を意味する熱圏についてなのですが、現在の一番の問題はその温度そのものについてなのです。何故熱圏が、理論に基づいて予想していたよりも100度も高くなっているのか?ということについてなのです。』さらに木星では、1979年から1995年の間で、なんと放射線放出が25%も増加していたのです。そのことについて書かれている『木星』27章からの引用です。『1996年に始まったガリレオ探査時の放射線放出は、1979年にパイオニア探査機が通過した時よりも、25%も多い放射線を示しています。』とあります。これも驚異的な変化です。そして更に2000年には『木星で温暖化が起こるであろう。』と予測した科学者が出てきます。この科学者は、上図の写真で観られる、白い楕円形を見ることによってこの予測をたてたのです。この写真は、1997,1998,1999,2000年度のものですが、これらの木星の白い楕円形に注意してください。この研究者は、これらの白い楕円は、惑星の大気から熱が逃げている箇所だ、と考えたわけです。1997年の画像、この熱が逃げている3か所に注目してください。これが1998年には2か所になり1999年にはこの2か所が接近していき、2000年には一つに統合されているのがわかります。つまり、3つが1つになってしまったということは、熱が逃げることが出来ずにこもってしまい、これにより木星が熱くなっていくであろう、と彼は予測を立てたわけです。その研究者とは、フィリップ・マーカス博士のことです。彼は、これによって木星は10年以内に18度前後温暖化が進むであろう、と新聞に予測を発表したのです。そして後にこの彼の予測は、見事、的中することとなります。これについてまた後で触れます。そしてさらにマーカス博士は、木星の大赤斑(木星に存在する高気圧性の巨大な渦のこと)の色がサーモンピンクに変化してきていることにも言及していました。 これも前例のないことなのです。400年前に望遠鏡というものが創られて以来初めて観測されたのです。このような大々的な変化が起きているのに、これ等に関して誰も何も言おうとしません。そして8年後に、この『木星の温暖化』に関するマーカス博士の予測が、正しかったことが証明されます。2008年1月23日のニュー・サイエンテイストによる記事なのですが、『木星で起こった猛烈な雷雨は、この惑星が激変する兆候である。』という見出しで始まっています。下部の画像1を見るとわかりますが、矢印はこれらのホットスポットを指しています。それは、これまでに見たことのないほどの熱です。記事を少し読んでみましょう。『この木星の劇的な惑星全体の変動が、何によってもたらされているのか、まだ説明は出来ていません。しかし、木星の大気圏に通常よりもはるかに多くの事象が起こっていることは確実と言えます。そして、これらの嵐は、おそらく木星が激変していることと関係しています。』記事には、こうも書かれています。『これらを、実験によって正確に再現させるためには、探査機ガリレオが1995年に測定した水分量の300倍まで含水量を上げる必要があります。』『この木星で起こったレッドストームは、大規模な気候変動を示しているのかもしれません。』そして記事はこう続きます『フィリップ・マーカス博士が2004年に示した理論、つまり木星の気温は、華氏15〜20度変化する可能性がある、という説についてですが、これはフィリップ・マーカス博士によって最初に予測されたことでした。』とあります。そしてそれが現実のものとなったのです。いずれにせよ、間違いなく木星においても驚異的な変化が起こっているのです。そしてさらに続いて、このような記事が出ます。『2016年9月、木星の極域で予期せぬ大嵐が発生し、現在に至っています。』予期せぬ、という意味は今まで起こったことが無かった、という意味です。これは新しい事実なのです。写真が多くを物語ってくれていますが、まず記事を読んでみましょう。『NASAの宇宙船ジュノーは、木星の北極の画像を送ってきました。この画像は、今まで太陽系のガスジャイアンツ(つまり木星土星のこと)のいずれにおいても、これまでに見たものとは異なる嵐の構造と気象活動を明らかにしています。探査機ジュノーミッションの主任研究員であるスコット・ボルトン氏は、惑星の他の部分よりも色が青く、嵐がたくさん起こっている、と述べています。』では実際に画像を観てみましょう。下部の画像2です。左の青い部分にいろんなことが起こっているのが判るでしょうか。これらは以前は無かったものなのです。これら嵐は、すべて新しいものです。まったくこれまで想定されていなかったものです。また、同じ画像の赤道の部分をよく見てみてください。赤道上の場所に、驚くほど幾何学的に規則正しく白いスポット(嵐)が現れていることに注目してください。これは、惑星内部に潜んでいる幾何学模様なのです。 ここではそれが『ノード』となって現れている、ということなのです。幾何学は、このように惑星内で活性化されるのです。次は、木星の衛星の話しに移りたいと思います。(4へ続く)

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木星のレッドストーム 画像1

 

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木星画像 2

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