アセンションへの道 デイヴィッド・ウィルコック アセンションミステリー第1部⑩

David Wilcock on Ascension Mysteries: 4.5 Hours of New ...

17世紀のクロップサークル

1,600年代にもクロップサークルは現れています。The Mowing Devil Mystery(刈り取り悪魔のミステリー)として知られているものがありますね。その話しはこうです。収穫の季節となり、農家に刈り取りの仕事を請け負う業者がやってきます。しかしその刈り取り業者の法外な見積もりにその農家の人は怒って、悪魔のほうがましだ!と叫びました。するとその夜、その農家の家の窓に真昼のような光が差し込みます。農夫はあまりの眩しさに眼を覚ますのですが、何が起こったのかわからずにまたベッドに戻って寝てしまいます。そして翌朝起きて外をみてみると、なんと二つの完璧な輪、つまり2重丸の形成にクロップがなぎ倒されているのを発見するのです。農夫はこれを悪魔の仕業だと信じ込みます。それで、これを今では『デビル・サークル』、と呼んでいるのです。この事件は、当時の新聞の表紙を飾ったのです。ちょうど印刷技術が発達してきた頃の話しです。そしてこれも17世紀の話しですが、イギリス南部にロバート・プロット博士(画像1)という科学者がいたのですが、彼はその地域に次々に出現するクロップサークルについてデッサンを描いて記録として書き残したのです。そのデッサン(画像2)によれば、その頃のクロップサークルはすでに図形の様相を呈していたことがわかるのです。風変りな螺旋状の形成であったり、5円玉のように円の中に四角が描かれているものもあります。しかし当時またしても、これは四角い風が地面に吹き付けた結果このような現象が生まれたのだとする、あまりにも馬鹿馬鹿しい理論が展開されたのです。まだまだたくさん紹介したいクロップサークルがあるのですが、時代を飛ばして次に紹介するのは1940年代後半に形成されたクロップサークルについてです。ウィリアム・サイリル・ウィリアムスという人が目撃談を話しているのです。それによれば『ミステリーサークルの謎についてですが、私は実際にミステリーサークルが作られているのを目撃しました。 ある朝、私はとうもろこし畑に立っていたのですが、旋風が地面に触れた時、とうもろこし畑の中に輪を作っているのを見たのです。ほんの数秒で穂が垂れ、直径3〜4メートルの鋭いエッジのある円が形成されたのです。』この他にも80件以上に及ぶ目撃情報の確たる記録が存在します。私は、実は2011年にクロップサークルのバスツアーをしたことがあります。実際に現場を見てみるとわかることなのですが、クロップサークルは膝ほどまでの高さなのです。穀物そのものがそれほど高さがあるものではないからなのです。(1-11へ続く)

 

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画像1 ロバート・プロット博士

 

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画像2 ロバート・プロットによるデッサン

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