ECHOフライトシャットダウン 元空軍中尉ロバート・サラス氏の証言

 

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ロバート・サラス氏


2019年、フィルム『Cosmic Disclosure』より

 

1960年代、私は米国モンタナ州にあるマルムストローム空軍基地においてミサイル発射施設の司令官の任務についていました。ある『事件』が起こった直後、私たちは秘密保持契約書に署名するように命じられたのです。そして、それに違反した場合には非常に厳しい罰則が科せられることになりました。その『事件』は機密情報となったのです。しかし、それから随分と時間が経過し、機密は解除されることになりました。私は、その一連の事件のことを『ECHOフライトシャットダウン』と呼んでいます。この『ECHOフライトシャットダウン』事件は、1967年3月16日木曜日早朝に始まったのです。マルムストローム空軍基地にある地下サイロで10基の核ミサイルのシャットダウンが突然起こったのです。 当時、米国における冷戦戦略的核抑止力の重要な要素である『ミニッツマン大陸間弾道ミサイル』の運用・維持・保護がこの空軍基地で行われていました。この『事件』の発端は、核施設の警備員からの恐れおののいた電話による通報で始まりました。身元不明の飛行物体が施設の正門の真上に浮かんでいる、と報告してきたのです。そして他の警備員や整備士からも同じような通報が相次いだのです。その物体は、赤く輝いていました。その直後、ミニッツマンミサイルの1つが操作不能になったことを示すアラームが鳴り出しました。 そしてさらに続けて9発のミサイルが作動不能に陥ったのです。そして同じことが同日、20マイル離れたミサイル発射施設でも起こったのです。 キャプテンエリック・カールソンとウォルト・フィゲル中尉も、この時基地の真上に空中停止しているUFOを目撃したのです。その他にも、核ミサイル施設で同様のUFOを巻き込んだ多くの事件が起こりました。1968年にはノースダコタ州にあるマイノット空軍基地でも再び起こりました。そしてミゾーリ州のホワイトマン空軍基地でも同様の事件が起こりました。続けて他の空軍基地でも似たような事件が次々と起こったのです。いずれも、UFOがミサイル発射場所の真上で観察されている間、すべてのミサイルが無効にされたのです。この一連の事件について理解するのにしばらく時間がかかったのですが、私の行きついた結論は、『我々はこの宇宙で唯一の存在などではない』ということでした。もちろん、このことについて誰とも話すことが出来なかったので、考える時間はたっぷりあったわけです。しかし、最終的に私はある結論に到達したのです。一種の目覚めですね。我々が地球上でやってきたことに対しての。核の備蓄を積み上げて、地球上のすべての生物を一つ残らず完全に破壊する能力を持ってしまったという。そのような事実は、私たちだけでなく、宇宙の他の人々にとっても決して受け入れられることではない、ということなのです。広島・長崎の原爆の記憶は、今でも私を悩ませるものです。私はそれについてよく考えることがあります。今日私たちが核戦争に容易に関与することが出来てしまうという事実。そして、現実にそれをチェリノブイリでもフクシマでも起こしてしまったわけです。これは、不道徳なことなのです。これは人類全体にとって実に不道徳なことなのです。ある特定の国や人々の、勝手な道徳や倫理を受け入れることは、してはいけないことなのです。私たちは人類全体について、また我々が宇宙にどのように適合していくのか、ということについて、真剣に考えなければならないのです。私たちがこの宇宙で唯一の存在ではないということは、今では誰にとっても明らかなはずです。そうではない、と考えること等馬鹿げているのです。そしてそれらの存在は、我々に伝えてきているのです。核武装などしてはいけない、とメッセージを送ってきているのです。

 

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ミニッツマン・ミサイル