前回、私が密かに空飛ぶ車、ホヴァカーの製作に3年前から着手してきたという話しをしました。ホヴァ―カーはフリーエネルギーに繋がるテクノロジーです。もう、私たちは人口が密集した地域に居住する必要がなくなるのです。この地球には、まだ人の住んでいない、いわゆる未開の空地がふんだんに存在します。ホヴァ―カーの実現により、私たちはもはや自然災害を受けやすい海岸沿いに居住する必要が無くなってしまうのです。そして、これまでエネルギーは、お金で支払わなければ我々は享受できないものでした。ですからエネルギー=金融という図式が成り立っていたのです。しかしそれがこのテクノロジーにより変わるのです。我々は、このホヴァ―カープロジェクトのコードネームを『スナッパー』と命名しました。今回初めて私のパートナーの名前を明らかにします。クリス・ベスカー氏です。クリスは、15歳のときにすでに人生初となる最初の飛行機を設計し、17歳までには高度な第5世代戦闘機の提案書を国防総省のユーザー機関に提出するまでに才能を開花させていきました。その彼の提案書は好評を博し、これによって得たプロジェクト開発資金によって、高校を卒業する前にはすでに軍用機の設計の分野でキャリアを開始させたのです。そしてこれが1994年の『StavattiAeroSpaceスタヴァッティ・エアロスペース』の設立へと繋がっていったのです。つまり、クリスはまだ大学2年生の時点ですでにこの航空宇宙会社を設立していた、ということです。スターウォーズ映画のファンであれば、『ベスカーの鎧』について馴染みのある人も多いと思います。実はその名前は彼が由来しているのです。(3へ続く）
