中国ロックダウン・アップデート  人々の叫び声が上海のビルの谷間をこだまする

現在中国では、約2年前コロナ騒動が勃発して以来、最大規模の最も厳しいロックダウンが実施されている。完全に街が封鎖されている現在の上海の状況を伝える、Vision Timesの記事を紹介してみよう。

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夜、人々の叫び声がビルの谷間をこだまする封鎖された街、上海

4月11日付 Vision Times の記事より

中国の最大の都市であり、金融における最も重要な都市である上海では、現在街の完全なる封鎖が2週間続いています。そのため大勢の人々が食料やその他の生活必需品にアクセスできない状態に陥っています。 にもかかわらず、CCP(中国共産党)は、上海における『ゼロ・コロナ(コロナ患者ゼロ)』を目指す政策の実施を続行する模様です。

ソーシャル・メデイアにアップロードされた動画は、高層マンションに住む上海の人々が孤立し物資が減少しているため、夜、高層のマンションの窓から叫んだり歌を歌ったりして助けを求めている様子を伝えています。

4月5日の夕方にWeiBo(中国系動画サイト)に投稿された動画では、夜の空をドローンが飛びかっており、女性の自動音声によるドローンの公共放送がなされている様子が伝えられています。『COVIDの制限に従ってください。 魂の自由への欲求をコントロールしなさい。 窓を開けたり歌ったりしてはいけません。』(ドローンの自動音声)

 

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