金星からの訪問者ヴァリアント・トール   ハーレー・アンドリュー・バードによる証言 ②



 

ハーレー・アンドリュー・バード 
ハイジャンプ作戦で知られるリチャード・バード海軍少将の甥にあたる

1956年から57年にかけての冬、ワシントンD.C.は非常に寒かった。しかし国防総省の高度な安全対策が施された場所で働くことは、実に気分の良いものだった。 私は、国防総省からほんの少し離れた、このアメリカの首都DCの古いセクションであるジョージタウンに住んでいた。 上院議員J・F・ケネディ(後のケネデイ大統領)は、プロスペクトにある私の自宅からわずか1ブロック離れた『O』ストリートに住んでいた。

盛大な米国海軍名誉衛兵とのツアーの間、我々は宇宙飛行士のグレン、クーパー、ワリーシェラーと会う機会をもった。彼らは、宇宙旅行者第一波の面々である。我々はまた、無名の兵士たちの墓を何度も訪れた。 高官がワシントンを訪問するたびに、墓には花輪が捧げられることになっているようだ。

空港でイギリスの女王に何度か会ったことがある。それは、海軍の若い将校の任務の一部だった。亡くなった叔父のリチャード・E・バード少将の葬式で2つ星の旗を掲げた後、私はセキュリティクリアランスに推薦され、6か月にわたる長い身辺調査の後、トップシークレットクリアランスが与えられた。海軍情報部長(CHINFO)に異動になった後、私はセキュリティクリアランス課で働いていた。それは、※『プロジェクト・ブルー・ブック』と呼ばれる空軍の支部に入る前の準備段階で、そこは2人の海兵隊、2人の陸軍、2人の海軍、3人の空軍将校からなる共同の部署だった。

作業は毎日決まりきったことをこなしていた。郵便物の整理である。実際の目撃情報と呼ばれるものを、多くの偽のUFO写真から分類する仕事である。 また、その部署は広報室(PIO)としても活動していた。 あらゆる出版社たちの夢は、UFOに関する真実の情報を得ることだった。が、それらは、UFO問題に関し国の政策を決定するグループによって隠蔽されていた。

1957年3月中旬、アレクサンドリア警察から緊急のメッセージが入った。 メッセージは、以下の通りである。

---当直の警察官2人が、ペンタゴン・ブルバードから南約14マイルの場所に着陸した『エイリアン』を車でピックアップした。『エイリアン』は、国防長官と会うために国防総省に移送され、次にアイゼンハワー大統領とリチャード・ニクソン副大統領と会うために地下のシャトルで移送された。会議は1時間近く続き、その後、この訪問者にはVIPステータスが与えられ、再びシャトル国防総省へ戻された。そして国防総省のコンコース近くの1階にある陸軍受付事務所で夜を過ごした。 『エイリアン』の名前はヴァリアント・トールである。---

ジェームズ司令官は、セキュリティクリアランスまた『プロジェクト・ブルーブック』の支部役員の閲兵として勤務していた。 彼は公式の経路を通じて会議を監督し、国防総省によってラベル付けされたこの『宇宙使者』の着陸と会合について、国防長官を含む高官の統治グループに報告した。 そして 彼らは順番に大統領、閣僚、CIA、FBI、NSAなどに勧告を行った。

ヴァリアント・トールについての記録は、おそらく軍関係者による人間型のエイリアンの着陸について最初に記録されたものである。 彼は、国防総省内でUFOエイリアンに関して擁護的な人物、ナンシー・ウォレンに接触した。ナンシーは次に、私立探偵であり神学者でもあったフランク・E・ストレンジス博士に連絡を取り、その後、国立福音センターにおいて2週間ゲストスピーカーを務めていたストレンジス博士と実際に会うことになった。

ヴァル(ヴァリアント)・トールはアレクサンドリアに上陸し、アイゼンハワー大統領と会って世界の様々な問題について話し合い、それらに対処しまた排除する方法について助言を与えた。 彼は大統領に、世界は不安定な状況にあり、このまま戦争を続ければ世界中は経済的不均衡を引き起こすだろうと述べた。 ヴァル・トールは1960年3月16日まで地球にとどまり、その後、故郷の惑星である金星に戻っていった。

ヴァリアントは、彼らは(金星の)地下に住んでおり、宇宙全体の惑星の多くが同じように地下で生命を維持している、と述べた。 彼はまた、地球の一見克服できないように見える問題を助けるために、世界中に上陸しているエイリアンたちについて言及した。 彼は、遠方の惑星系からのグループが地球の進歩を助けるために、援助やデータを与えるためにやってくるであろうと述べた。 ヴァリアント・トールは、宇宙におけるキリストの存在と、キリストの高度な教えが引き継がれているのを見るのは心温まるものであると話した。ヴァリアントの 訪問は、おそらく私たちの惑星の知識、知恵、理解の新時代を示しているといえる。

※『プロジェクト・ブルーブック』とは、米国空軍による未確認飛行物体(UFO)の研究に対するコードネーム。1952年3月から1969年12月まで続いた。

ハーレー・アンドリュー・バード(『フランク・ストレンジス著 Stranger at the Pentagon』より)

 

元空軍写真家オーガスト・ロバーツ氏が1959年5月に撮影した金星人たち 左からジル ダン ヴァリアント 

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