元祖デイープステート告発者、ウィリアム・クーパー氏 2-1

デイープステート・UFO研究家たちにとって、古典的な存在の本がある。1991年に出版された、ウィリアム・クーパー氏が綴った『Behold a pale horse』である。彼等にとってクーパー氏は常識中の常識、ヒーロー中のヒーロー、まさに草分け的存在だ。そもそも氏が, 政府が長くその存在すら否定し続けていた『エリア51』をいち早く世に知らしめたのだ。驚くことに、2001年9.11(同時多発テロ)に関しても、その半年前から自身の短波ラジオ放送で正確に警告を発信していた。『我々自身の政府が、オサマ・ビン・ラデインという男の名前を使ってテロを起こすことを画策している。』と。結果、彼はその年の11月に命を落とすことになる。ここでは『Behold a pale horse』の序章に続き、第2章の抜粋を紹介してみたいと思う。Divine Light

ウィリアム・クーパー氏 著 Behold a pale horse 1991年出版

〔第2章シークレット・ソサエティとニューワールドオーダーより抜粋〕

秘法

歴史は、秘密結社のささやきで溢れている。古代の人々の禁じられた知識を護った長老や僧侶の話。文明の進路を指揮する著名な男たちが密かに会合を持っていたことは、すべての人類の書物に記録されている。最も古いのは『the Brotherhood of the Snake』で、別名『the Brotherhood of the Dragon』とも呼ばれ、今でも多くの異なる名前で存在し続けている。『the Brotherhood of the Snake』は、時代の秘密を守り、ルシファーを唯一の真の神として認めることに専念している。例えあなたが、神、ルシファー、サタンを信じないとしても、信じる人が大勢いるということを理解しなければならない。私は人種差別を信じていないが、何百万人もの人々がそれを信じており、それらの信念と信念に基づく行動は、私個人に少なからぬ影響を与える。これらの組織の進む道において、宗教が常に重要な役割を果たしてきたことは明白である。

これらのグループの秘密は非常に深淵なるものと考えられているため、選ばれた、そして十分な教育を受けた少数の人々だけがそれらを理解し使うことができる、というのだ。これらの人たちは、すべての人類の利益のために特別な知識を使っているという。少なくとも、それが彼らの主張するところなのである。彼らの知識や行動が秘密にされているというのなら、私たちはどのようにしてそれらを知ることができるだろうか?実は幸いなことに、その一部は一般に公開されているのだ。

イニシエーションは、信用できる野心的な男たちに褒美を与えるための手段である。イニシエーションの階級が高くなればなるほど、その階級に属するメンバーが少なくなることに気付くはずだ。これは、他のメンバーが野心的でないからなのではなく、非常に慎重な選択のプロセスが行われるからである。上位メンバーによる引き抜きなしではそれ以上先へ進めないポイントに到達する。ほとんどのメンバーは、このポイントを超えて進むことはなく、グループの本当の秘密の目的を学ぶこともないのだ。凍結されたメンバーは、その時点からいつもそうであったように、政治的権力基盤の一部としてのみ機能していくのだ。イニシエーションは、誰が信用できて誰が信用できないかを判断する方法である、というわけなのだ。

誰が熟錬者になるかを決定する1つの方法に、イニシエーションの時、候補者に向かってキリストの十字架に唾を吐くよう求める、というのがある。候補者が拒否した場合、メンバーはその候補者を祝福し、『真の熟練者は決してそのようなひどいことをしたりしない、あなたは正しい選択をした。』と告げるのだ。そして彼等がそれ以上階級を上がっていくことは決してない。代わりに候補者が十字架に唾を吐いたなら、彼らはミステリーの1つについての知識を示され、すぐに次のより高いレベルの候補者となる。ミステリーは、宗教は大衆を支配するための道具にすぎない、ということなのだ。知識(知恵)が彼らの唯一の神であり、それを通して人自身が神になる、というのだ。知識、科学、またはテクノロジーへの崇拝(研究とは大きく異なる)は、最も純粋な形の悪魔主義であり、その神はルシファーなのだ。

ミステリーを理解し始めるために知っておくべき最初の秘密は、これらのメンバーたちは、本当に成熟したマインドというものは世の中にほとんど存在しないと信じている、ということである。彼らは、それらのマインドは彼らだけのものだ、と信じているのである。次に示す哲学は、人類の古典的なシークレット・ソサエティに対する見解である。つまり、『知識の豊富な者たちは、推論力を必要とする問題に直面したとき、落ち着きを保ち問題点に関連する事実を収集することによって解決策に到達しようとする。一方、未熟な者たちは、同じ問題に直面すると圧倒され参ってしまう。前者は自身の運命の謎を解く資格があると告げられるが、後者は一群の動物のように導かれ最も単純な言語で教えられなければならない。彼等は、羊のように完全に羊飼いに依存しているのだ。有能な知性は、秘法と難解な精神的真実を教えられる。一方大衆は、文字通りの平凡な解釈を教えられる。 大衆が五感を崇拝している間、選ばれた少数の者たちは、壮大なる抽象的な真実の象徴的な凝結を、それらの間の深い奥行の中で認識しながら観察する。』

ロシャ二ヤ

現代の子孫に直接つなげることができる3つの初期のシークレット・ソサエティは、『ロシャニヤ』、『ミトラス教』、およびそれらと相対的な『ビルダーズ』というカルトである。彼らは、今日のフリーメイソンイルミナティの他の多くの支部と多くの共通点を持っている。

特に興味深いのは、『ロシャニヤ』(イルミネイトされた者たち)と呼ばれる古代のアフガニスタンの強力なソサエティである。『カイロの知恵の家』に歴史をさかのぼるこの神秘的なカルトへの言及が、実際に存在する。このカルトの主な信条は次のとおりである。 私有財産の廃止、 宗教の排除、国家の排除。イルミネーションは、世界の組織と方向性を実行するための完璧な男女の種を望む至高の存在から発せられる、という信仰。 

ナチス党、共産党、極右、極左のエコーが聞こえてきそうではないか?覚えておくべき重要な事実は、右と左の両方のリーダーたちは、昔も今もイルミニストでありブラザーフッドのメンバーである、極少数の中核の男たちである、ということだ。彼らは、表向きはキリスト教ユダヤ教のメンバーであったかもしれないし、今もそうであるかもしれないが、それは彼ら自身の目的を促進するためにだけである。彼らは昔も今も常に、ルシファー信仰者であり国際主義者である。彼らは、特定の国に忠誠を誓うことはないが、時にはナショナリズムを使って目的を推進してきた。彼らの唯一の関心事は、より大きな経済的および政治的権力を獲得することである。両方のグループのリーダーたちの最終的な目的は同じである。彼らは、地球全体の富、天然資源、および人的資源(労働力など)の、議論の余地のない支配を勝ち取ることを決意しているのだ。彼らは世界を、ルシファーの全体主義的な社会主義国家の概念に変えるつもりである。その過程において、彼らはすべてのキリスト教徒、ユダヤ教徒、そして無神論者を排除していくのだ。あなたはたった今ここで、大きなミステリーのそのたった1つだけを学んだのである。

『ロシャニヤ』は、彼ら自身をまた『オーダー』とも呼んだ。新入者たちは、『オーダー』への忠誠以外すべての忠誠から放免されるという誓いを立て、『私は永続的な沈黙と揺るぎない忠誠心と、オーダーへの服従に自分自身を拘束する....我々の秘密のサインによって自身を特定できないすべての人類は、我々の合法的な獲物である。』と明言するのだ。これらの誓いは、今日まで本質的に同じままである。『オーダー』とは『オーダー オブ ザ クエスト』のことである。このカルトの教えは、天国も地獄も存在せず、私たちが知っている命とは完全に異なるスピリットだけが存在する、と教える。そしてスピリットは、生前そのスピリット自体が『オーダー』のメンバーであった場合にのみ、『オーダー』のメンバーを通じて地球上で強力であり続けることができる、というのである。このようにして、『オーダー』のメンバーたちは死んだメンバーのスピリットから力を得るのだ。

『ロシャニヤ』は、旅人たちを新入者として受け入れ、その後、『オーダー』の新しい支部を創設するために彼等を送りだした。暗殺者たちは、この『ロシャニヤ』の支部の者たちであると信じる人もいる。『ロシャニヤ』の支部は、今日も至る所に存在している。ルールの1つは、同じ名前を使用しないということ、そして『イルミナテイ』と言及しないことであった。その規則は、今も変わっていない。

(2-2へ続く)

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(序章はこちらから)

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