マイケル・ジャクソン            ブライス・テイラーさんによる告発 2-4

 

ブライス・テイラー著『Thanks for Memories』

[21章より抜粋]

ある時ボブ・ホープは、将来有望なタレントをテレビ番組が撮影をしている現場に私を連れて行った。マイケル・ジャクソンは、その頃まだ4歳か5歳の小さな男の子だった。ボブは、ジャクソンを支援しプロになる第一歩のところまで彼等を引き上げたのはこの自分だ、と私に話した。ジャクソンの父親が彼等を連れてきたのだが、明るいライトが点いている横側の部屋に彼らが連れて行かれるのを見たことを私は憶えている。彼らは全員ズボンを脱がされ、歌と踊りのパフォーマンスをする前に大きな男が彼らの一人一人を一列に並べレイプした。それから彼らは別の部屋に連れて行かれ、スーツを着せられたあとパフォーマンスするためにステージに送られた。マインド・コントロールの影響で、その時私たちがどこにいたのか正確には判らないのだが、それは初期の頃の『エド・サリバン・ショー』だったのではないかと思う。将来大勢の聴衆に影響を与えるのに利用できるよう意図的にセンセーションが巻き起こされ、彼等は有名になっていった。ボブたちは、必要なのは才能とメイキャップ、衣装、照明、きらびやかさ、そしてたくさんの宣伝だけだ、ということを知っていた。

ボブは私に、公のイメージを持っている人間にとって服がどれほど重要な意味を持つか説明した。

ボブは、しばしば新しいエンターテイメントと繋がっていた。評議会は、このボブの持っている繋がりを、彼ら自身の利益のために利用した。将来利用出来るよう、キーとなるエンターテイナーを配置していったのだ。多くは、私のようなロボットだった。私は、彼らの多くが痛めつけられるのを見たことがある。しかし、ボブが痛めつけられるところを見たことはなかった。ジャクソンは痛めつけられていた。 彼らへの虐待を、私は目撃していた。ジャクソンが初めて演奏したとき、彼らにショーをするよう手引きしたあと、ボブと私はその場を去ってリムジンへ乗り込み、車の中のテレビから彼等のパフォーマンスを鑑賞した。ボブは運転手に、ショーが終わるまでその辺をドライブし続けるよう言いつけた。それからボブは私に、『スターになることがどれほど簡単なことかわかったか?』と言って笑うのだった。

マイケル・ジャクソンの魂の本質の一部である本質的に備わっている愛は、世界の人々にはっきりと見えるように表れている、ということに、きっと殆どの人々が同意してくれるはずだ。彼が歌っている曲のいくつかは、マインド・コントロールのプログラミングのテーマに使われていたのにもかかわらず、回復していく過程でしばしば彼が歌った歌詞に私は助けられた。私が本当に孤独を感じていた時、マイケルの歌の歌詞は『一人なんかじゃない』ということを私に思い出させてくれたのだ。

 マイケルへ。私はあなたにも手を差し伸べ、あなたも一人ではない、と言いたいと思う。そして、この狂気から抜け出す方法はあるのだ、と。

 

ボブ・ホープとジャクソン5

(2-5へ続く)

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