未来のマインド・コントロール・テクノロジーについて   ブライス・テイラーさんによる告発 2-5

 

ブライス・テイラー著『Thanks for Memories』

[30章より抜粋]

※ガーニーに寝かせられ薬物を注射される、ということを私は何度も経験させられた。そうしておいて私がまだその薬物の影響下にある間に、ドクターたちが私にいろいろと話しをするのだった。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)には、マインド・コントロールについてのすべてを理解し、この未来のテクノロジーについて十分な訓練を受けているドクターたちがたくさんいた。彼らは、『人類に知られている唯一の方法を使った世界平和への取り組みに参加するため』に、知的能力が備わっている者たちとして特別に選ばれたのだ、と言われていた。彼らは、マインド・コントロール下でプログラムしたり操作する、その最新の方法について訓練を受けていた。これには、様々な場所において様々な時期に様々な医師らが関与していた。彼らが学習し理解できるように、そして経済的利益を得られるように、何年にもわたって『実証およびモデル化』のために私が使われていた。この極秘事項であるマインド・コントロールに関する情報を受け取るよう選抜された医師や科学者、行刑官、そしてその他の専門家らのためのデモンストレーションが行われたわけなのだ。

レーガンは、州知事に就任した頃からこのプログラムに協力的であったため、この取り組みに何年もの間関わっていた。その後大統領になってからは、『ニュー・ワールド・オーダー』計画が実行に近づくにつれ、このデモンストレーションの証人となっていった人々の数は増加していった。マインド・コントロール・テクノロジーを確かめるために連れてこられた人々は、もうそれを知らなかった自分に戻ることはできなかった。彼らは、計画を実行するために専門家の団体を必要としていたのだが、レーガンやブッシュが大統領に就任し最大限に協力した結果、関係者の数は80年代に劇的に増加していった。

これはレーガン政権の時だったのだが、UCLAのドクターたちは他のドクターたちの前でマインド・コントロール下の私がどのように動くかを説明するためテストとデモンストレーションを行った。彼らはこれを、マインドまたは脳の『研究』と呼んでいた。マインド・コントロールとは呼ばず、代わりにキャッチーな名前、『行動変容』と名付けていた。彼等は、円形のアリーナを使い、私は裸のままテーブルに横になったり椅子に座ったりして、彼らの合図に人形のように反応していった。これらのデモンストレーションには、テレキネシス(念力)だけでなく、単純なマインド・コントロール・テクニックも含まれていた。ある時、ドクターは私のマインドのパワーを使って部屋の向こう側にあるスプーンを曲げるよう私に指示を与えた。マインドの中でスプーンが曲がるのを見るように、そしてその考えだけに集中するように、私のマインドに浮かんだ言葉を聞くように、と私に指示を与えた。 するとその部屋の向こう側にあるスプーンは曲がり、スプーンはたまにテーブルから動いたり落下したりした。またある時は、手のひらに鍵を乗せたまま手を差しだしマインドでその鍵を曲げるようにプログラムされたこともあった。手のひらや指を動かさずマインドは完全に鍵に集中していた。そしてその間に鍵は完全に丸く曲がったのだった。ほとんどの人々は、集中したマインドが持てる本当のパワーについて何の知識ももっていないのだ。この実験を見ていたドクターたちは、驚きと恐怖ではっと息をのんでいた。またある時は、マインドを使って部屋の向こう側に火を起こすよう私をプログラムしたこともあった。

マインドのパワーや、マインドと身体のつながり、あるいは脳の研究をさらに研究したいというドクターたちには多額の助成金が与えれていった。そのようなデモンストレーションが行われている中で、ある時プレゼンテーションを行っていたドクターが『火傷を負わない』という催眠の暗示を私に与えた。そして彼は、火のついたマッチを私の腕に当てた。すると彼が暗示にかけたように、私の腕は火傷を負わなかった。あるドクターは、デモンストレーションの後、私の腕を詳しく調べ実際に私が火傷していないかどうかを確認した。火傷のない私の腕をよく確認した後、彼の目には涙が溢れていた。そして彼は、カトリックのやり方で自身に十字を切り『私たちをお許しください』と言ってその場を立ち去った。

何年にもわたってデモンストレーションが行われたが、殆どの科学者や医師は、このような同情的で思いやりのある人間らしい反応をすることはなかった。彼等の多くは、マインド・コントロールがどの程度実験されたり使用されたりしているのかを知らされておらず、マインド・コントロールがどのように完成されていくのかを正確には知らなかったと思う。しかし、私のコントローラーたちはこれらのテクノロジーを熟知しており、影響を及ぼしたいと思っている人々に私を『超自然的』に出現させるためにこのテクノロジーを利用していた。彼らは、これらの『出現』を事前にプログラムし、外部の干渉なしに一見自然に発生したかのように見せることができたのだ。これは、バチカンにおいて教皇カトリック指導者らに対し、いわゆる『奇跡』にみせかけるやり方だった。彼らは、私の手のひらをキリストのように出血させたり、教皇や司教たちにメッセージを伝えるために格調高いラテン語を話させたりして、彼らをひざまずかせたり、ロザリオやネックレスや私の足にキスさせたりしてしまうような『奇跡』を事前にプログラムした。実のところ私はラテン語を理解していなかったので、彼らが私に何を言っているのかわからなかった。彼らは、他の多くの人々と同様に、彼らにもたらされたこれらの『奇跡』に無防備であった。私が神のメッセージや天使のメッセージを伝えるオラクルだと信じたのだった。私はレーガンにも、宗教的なメッセージを届けたことがあった。しかしそれは宗教的な人々にしか効果がなかった。

私は、このテクノロジーのためにUCLAとポイントムグ海軍基地の間を頻繁に行き来させられた。ポイントムグにはたくさんのオーディオ機器やイルカの泳ぐタンク、プールがあり、UCLAには脳検査機器やMRIバーチャルリアリティ機器があった。

※ガー二―とは患者搬送用の台車つき担架

 

カリフォルニア州にあるポイントムグ海軍基地

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