マルタ騎士団のマイロン・テイラーは、ルーズベルト大統領の公使であった。 マルタ騎士団のジョン・マッコーンは、ケネディ大統領の公使であり、60年代初頭にはCIAの監督も務めていた。元ニューヨーク市長のロバート・ワーグナーは、ジミー・カーター大統領の公使であった。ウィリアム・ウィルソンの後任、フランク・シェイクスピアはマルタ騎士団のメンバーである。そしてレーガン大統領は、マルタ騎士団の毎年恒例の夕食会で講演していた。
マルタ騎士団は、全員外交特権を持っている。彼らは、関税を支払ったり税関検査を受けたりすることなく、国境を越えて商品を出荷することができるのだ。それは以前にどこかで聞いたような話しではないか？ いずれにせよ、それは『権力』である。
マルタ騎士団は、貴族で構成されたバックボーンに支えられている。10,000人のメンバーのほぼ半数は、ヨーロッパで最も古く最も強力な一族に属している。これは、バチカンとブラック・ノビリテイ（黒貴族）間の同盟を固めている。ブラック・ノビリテイは、主にヨーロッパにおけるお金と権力を持っている人々である。ブラック・ノビリテイの頂点は、最後のローマ皇帝からの直系の子孫であることを主張することができる一族である。マルタ騎士団の会員であるためには、『オーダー』の上位、最終的には教皇に従順であることが課せられる。したがって、マルタ騎士団のメンバーでもある米国大使は、利害の対立に直面する、というわけなのだ。何故この事実は無視されてしまうのだろうか？ ブッシュ大統領は、マルタ騎士団のメンバー、トーマス・メレディをバチカンの米国大使のポストに任命したではないか。
バチカンは、ニュージャージー州スプリングレイク、1711 オーシャンアヴェニューにある海を見下ろす邸宅に、『教皇ヨハネ・パウロII 祈りと平和のための研究センター』を設立した。邸宅は、1978年に亡くなったエルマー・ボブストの地所からニューヨーク大司教区に与えられたものだ。彼は大富豪であり、ワーナー ランバート社の会長であった。リチャード・ニクソンは、ここを頻繁に訪れていた。このセンターの所長らは、元国連事務総長で元ナチス戦争犯罪者のクルト・ヴァルトハイム、そしてカーター政権下における元国務長官でありCFRと三極委員会の両方のメンバーであるサイラス・ヴァンス、マルタ騎士団のデイムであるクレア・ブース・ルース 、米国マルタ騎士団長であるW.R.グレース 社の J・ピーター・グレースらである。
この研究センターは、世界を一つにまとめる教皇の新しい平和計画の一環として、バチカンによって設立された。研究センターには、2つの役割がある。
1)ニューワールドオーダー（新世界秩序）を受け入れるよう、カトリック教徒とその子供たちを教育すること。
2)世界平和を危険にさらす可能性のある将来の問題に対する平和的な解決策のため、世界平和の解決策コンピューターとその継続的な研究のための住居を提供すること。コンピューターは、衛星を介して世界の首都に接続される。すべての国は、教皇に対し主権を放棄し、将来の問題をその解決のためにコンピューターに提出することに同意する。
もちろん、これはニューワールドオーダー（新世界秩序）が公に発表されるまで有効にはならない。
ジーザスの教えを改めて良く知る必要がある。彼の教えをイルミナティの教義と比較し、そして次に以下の教義と比較してみてほしい。バチカンはさまざまな機会にこのように述べているのだ。『教皇は完全な武装解除のためであり、教皇は国家の主権の排除のためであり、教皇はまた財産権は真の財産権と見なされるべきではない、と述べている。教皇は、バチカンだけが人間にとって何が正しいかを知っていると信じている。』
1940年代初頭、I.G. ファーベン・ケミカル 社は、アウシュヴィッツ強制収容所で使用する青酸カリをナチスに販売するために、あるポーランド人のセールスマンを雇った。この、同じセールスマンは、毒ガスを製造するために化学者としても働いた。これら、青酸ガスやツイクロンB、マラチオンは、何百万人ものユダヤ人たちを虐殺するために使用された。戦後、このセールスマンは命の危険を感じ、カトリック教会に加わり、1946年、司祭に任命された。彼の最も親しい友人の1人に、ウルフ・シュムネス博士という人物がいたが、この博士は、1978年11月から1979年10月、および1980年3月から1981年10月にかけてニューヨークやサンフランシスコ、および他の4つのアメリカの都市においてCDC（疾病管理センター）によって実施された実験的B型肝炎ワクチン試験を、計画実行した中心人物であった。 それによって、疫病AIDSは全米に広がったのだ。前述のセールスマンは、1958年、ポーランドの最年少の司教に任命された。1978年、33日間教皇の座にいたヨハネ・パウロ1世が暗殺されると、この青酸ガスのセールスマンは教皇『ヨハネ・パウロ2世』の座を引き継いだ。
1990年までに、適切な主役たちが出そろった。 ソビエト秘密警察の元長官、ミハエル・ゴルバチョフ、そしてCIA元長官ジョージ・ブッシュ、元毒ガスのセールスマン教皇ヨハネ・パウロ2世。これ等の主役たちは、ニューワールドオーダー（新世界秩序）を迎えるための不浄なる同盟によって繋がっていたのである。
(2-8へ続く）
