
『一件落着!やはりこの事件はタイラー・ロビンソンが単独犯でした。証拠は圧倒的です。もうこの話はこれで終わりにしましょう!』
本当にそうでしょうか?
何故これほど多くのソーシャルメディア・インフルエンサーたちは、この事件を『解決済み』にしたいのでしょうか?彼らは、予備審問で提示された証拠が『極めて明白』であり、『有罪を決定づけるもの』で、『完全に結論を裏付けるもの』だったと主張しています。
はっきりと言いましょう。彼らは、自分たちが見たいものだけを見てそう主張している、もしくは嘘をついている、そのどちらかだ、ということです。
私はこれまで、チャーリー・カーク暗殺事件が起きたその日から、この事件について徹底的に調査を続けてきました。そしてそれについて公に発言するのは今回が初めてです。スクープを最初に報じることや、それに伴うクリック数、金銭など、それらは私にとってどうでもいいことです。私が重視していることは、『正確さ』です。私のこれまでの実績が、それを証明しているはずです。
現在この事件についてソーシャル・メディアで起きていることは、新型コロナウイルスの時に起きたことと全く同質です。実験的なmRNAワクチンの安全性や有効性について情報を求めようとした者は誰もが、『非科学的論者』のレッテルを貼られ、恥をかかされ、孤立させられました。チャーリー・カークの公然たる暗殺について疑問を提示すれば、『狂人』『詐欺師』扱いされるのです。
少なくとも、タイラー・ロビンソンが単独犯だった、と結論付けるには、数々の明白な事実をさらに精査する必要がある、と私は考えています。
その一部を挙げてみましょう。
・もう一人の銃撃犯について
ある目撃者が、ロシー・センター(Losee Center)の屋上にいる人物をビデオに収めていました。その人物は、フェイス・マスクやヘルメットを装着しており、全身黒の戦術装備を身に着けていました。この目撃者は、後に事件と関連付けられたものよりも小型(あるいは短銃身)に見えるライフルを目撃した、と報告しています。彼は、その人物が屋上を走り、射撃位置につき、午後12時23分に発砲するのを目撃した、と証言しています。彼が見た武器は、当局が後に強調したものよりも小型のライフルに見えたというのです。彼はその音を、大型の狩猟用ライフルのような轟音ではなく、『鋭い破裂音』だったと述べています。この目撃者は、これら詳細について当局に報告しましたが、今日に至るまで誰もこれについて追跡調査を行っていません。
・無線通信の音声
銃撃の直後、911(緊急通報)の音声が放送されたのですが、それは、指令室が警察官に対し容疑者の特徴を次のように伝えていたものでした。『容疑者は北端にある建物の屋上、図書館のすぐ東側にいる……全身黒ずくめで、黒い長銃(ライフル)、黒い戦術用ヘルメット、黒いマスクを着用し、戦術用ベストとジーンズを身に着けている可能性がある』
・犯行現場の破壊
チャーリー・カーク氏が撃たれた芝生は、わずか4日後に舗装されてしまいました。犯行現場の掘削とコンクリートによる被覆作業は、日曜日に実施されたのです。その舗装工事を請け負ったのは、ダン・メレルという人物でした。彼が現場に到着した際、すでに表土が約25センチ取り除かれていたのですが、メレルはカメラの前で、『今回の作業調整役から、知事とFBIが月曜日までにこれを終わらせるよう求めている、と告げられた』と話しました。
・DNAの不一致
法医学的な証言によれば、ライフルに巻き付けられていたタオルから採取されたDNAは、2人の人物のものであることが示されています。つまりタイラー・ロビンソンともう一人タイラー・ロビンソンのルームメイトであるランス・ツイッグスのものである、と特定されたのですが、タイラー・ロビンソンについては、屋上で回収されたタオルやねじ回しから検出されたDNAの『可能性がある』とされたに留まったのです。ATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)の法医学生物学者ケイトリン・オリバー氏は、タイラー・ロビンソンのDNAサンプルが『最も劣化していた』と証言しています。つまりこれは、ルームメイトのランス・ツイッグスが最後にそのライフルに触れた人物であった可能性を強く示唆しているのです。
・結論の出ない断片
ATF(アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局)の鑑定官サマンサ・カーナー女史は、予備審問において、チャーリー・カーク氏の検死で採取された弾丸の破片を、モーゼル社製ボルトアクションライフルの試射結果と比較した件について証言しました。彼女の分析では、その破片がライフルから発射されたものかどうか『特定も否定もできない』と結論づけられ、これは『比較結果は結論が出ない』と記された報告書通りでした。彼女は、弾丸の破片に微細な痕跡がほとんど見られなかったため、『どちらとも断定できない』と証言したのです。
・未発射の弾丸
反対尋問の際、弁護側は捜査官のデビッド・ハル氏に対し、タイラー・ロビンソンが致命傷となる1発を撃ったとされる屋上とは別の屋上で発見された弾丸について質問しました。ハル氏は、ロシー・センター(Losee Center)ではない別の建物で未発射の弾丸が発見されたと『認識している』と述べました。彼によれば、その弾丸は『ライフルを操作した警察官が排出した薬莢(やっきょう)として処理された』ため、その場所は犯行現場の一部としては扱われなかったというのです。具体的な点について追及されると、ハル氏は、その建物がどこか特定できず、弾薬の種類も思い出せず、いつ発見されたかも現在どこにあるかも分からない、と述べました。
・鮮明化された監視カメラ映像
グラフ判事は、屋上にいるタイラー・ロビンソンとされる人物を捉えた、いわゆる『鮮明化』処理が施されたユタ・バレー大学の監視カメラ映像を法廷で再生することを許可しましたが、その視聴は法廷内に実際に居合わせた人々に限定すると裁定しました。その日法廷にいた保守派のインフルエンサーたちは、まるで台本でもあるかのように口を揃えて同じ主張を展開しました。彼らは、その映像こそがロビンソンが銃撃を行う瞬間を捉えた鮮明かつ高精細な証拠であり、『否定しようのない事実』であると訴えたのです。しかし、同じく法廷にいた他の人々は、こうした主張を強く否定しています。
ブランディ・シシリアニ氏はXにこう投稿しました。『私は今日、法廷にいたのですが、誰かが銃撃している様子を捉えた高画質でズームされた映像などというものは存在しません。上映された映像は、一般公開されているタイラー・ロビンソンらしき人物が屋上から飛び降りる様子を捉えた映像と同じくらい距離のあるものでした……。なぜ人々が事実とは異なる主張をしているのか理解に苦しみます。彼らは、その映像が一般公開されないことを知っていて、それで法廷で実際に上映された内容を歪曲して伝えているのです』
映像制作者である私は、映像技術についてある程度の知識を持っています。4K解像度だからといって、距離やデジタルズームに伴う物理的な制約を克服できるわけではありません。4Kとはセンサーや出力の解像度(およそ3840×2160ピクセル)を指すものであり、100ヤード(約90メートル)以上離れた被写体の細部まで鮮明に映し出せることを意味するわけではないからです。被写体が画面のごく一部を占めるに過ぎない場合、その人物を構成する実際のピクセル数はごくわずかになります。デジタルズーム(編集段階での拡大)を行っても解像度が向上するわけではなく、単に既存のピクセルが大きく引き伸ばされるだけです。形状や色の視認性は向上するかもしれませんが、撮影時に解像されていなかった顔の細部やその他の識別可能な特徴が復元されることはありません。
画質の粗い映像を、AIで高解像度化したとしても信頼できるとは言えません。AIを使ってぼやけた顔を鮮明化すると、一見もっともらしい顔が生成されることがありますが、それは実際の本人とは異なる場合があります。なぜなら、AIモデルは実際の情報ではなく、統計的にありそうな特徴で不足部分を補完しているに過ぎないからです。
これらは、チャーリー・カーク暗殺事件についてさらなる徹底的な捜査を行うべきだと私が考える理由のほんの一部に過ぎません。
今、我々が目の当たりにしているのは、我々をさらに分断し疑問を抱かせないようにするために巧妙に仕組まれた心理作戦なのです。
この事件を拙速に解決済みとしようとする動きには、十分注意を払う必要があります。政治によって、真実と正義の追求が妨げられるような事態を決して許してはなりません。
この事件には、批判的思考を死滅させる力がある一方で、『第五世代の戦争』の裏側を白日の下にさらす力も秘められています。どちらの結末を迎えるかは、ひとえに我々市民にかかっているのです。
『真理はあなたがたを自由にする』
ミッキ・ウィリス
調査報道映像作家

関連記事





















