元祖デイープステート告発者、ウィリアム・クーパー氏 2-8(最終回)

 

ウィリアム・クーパー氏 著 Behold a pale horse 1991年出版

イエズス会

忘れてはならないことがある。リーダーを決して崇拝してはならない、ということだ。 リーダーを崇拝してしまえば、自身が騙されたことをもはや認識することができなくなってしまうからである。

1773年7月21日、教皇クレメント14世は、『イエズス会のオーダーを永久に無効にし、消滅させた。』フランス、スペイン、ポルトガル各国は、イエズス会が国政に干渉しており政府の敵である事実に気づいていた。教皇クレメント14世の取ったこの行動は、君主制による圧力への対応だったのだ。ポルトガルのジョセフ王は、イエズス会が『裏切り者、反逆者、そして王国への敵』として弾劾された法令に署名した。しかし1814年8月、教皇ピウス7世は、イエズス会の以前のすべての権利と特権を回復させた。ジョン・アダムス元大統領は、彼の後継者トーマス・ジェファーソンに次のように手紙を書いている。『私は、イエズス会が再び出現したことを好ましく思っていない。 地球上に永遠の堕落に値する人間の身体があるとするなら...それはこのソサエティのことである。』それに対しジェファーソンはこう答えている。『あなたと同様、私はこのイエズス会の回復に反対である。それは光から闇への後退を意味するからである。』

1982年2月28日、教皇パウロ2世はイエズス会に『政治に近づくことなく、ローマカトリックの伝統を尊重する』ように言っている。『US News and World Report』も、イエズス会が実際に国政に干渉したと伝えている。記事の内容はこうだ。『イエズス会は、ニカラグアのサンディニスタ革命(ニカラグア革命)において主導的な役割を果たした。何人かのイエズス会員が共産党に加わっていたのだ。 エルサルバドルの司祭は、彼の命令は神のためではなくマルクス主義と革命の進歩のために働くことである、と主張していた。イエズス会は、中央アメリカやフィリピンの左翼反乱運動に加わり、いわゆる「解放神学」におけるマルクス主義とローマカトリックの融合を提唱した。』

米国が中央アメリカにおいて最も邪悪な『ヘイグーキッシンジャー人口削減政策』を採用しようとした際、人民を組織し内戦に追いやったのはイエズス会であった。イエズス会が行くところたちまち革命あり、なのだ。人々が傷ついたりするのを見たり聞いたりするときはいつも悲しい気持ちになるものだが、私の調査によれば、中央アメリカでイエズス会の司祭たちが殺害されている。が、これはおそらく彼らにとって相応しい死に方だったと言えるかもしれない。

ビルダーバーグ・グループ

世界で最も強大な秘密組織は、1952年に組織され、1954年に最初の会議が行われたホテルにちなんで名付けられた『ビルダーバーグ・グループ』である。『ビルダーバーグ・グループ』を組織したオランダのベルンハルト (オランダ王配)は、バチカンが選出する教皇の選択に対しそれを拒否する力を持っている。ベルンハルト は、彼の一族であるハプスブルク家ローマ皇帝の子孫であるためこの拒否権を持っているのだ。ベルンハルト は、ブラックファミリーのリーダーなのである。ベルンハルト は、CIAの助けを借り、イルミナティの隠れていた統治体を『ビルダーバーグ・グループ』として公に知らしめたのだ。これが、世界統治体を構成する公式の同盟である。

13人のメンバーでそれぞれ構成されている3つの委員会が、この組織の中核である。つまり、『ビルダーバーグ・グループ』の中心は、合計39人のイルミナテイメンバーで構成されている。3つの委員会は、イルミナテイ、フリーメイソンズ 、バチカン、そしてブラック・ノビリテイ(黒貴族)を構成するすべての異なる秘密グループのメンバーだけで構成されている。この委員会は、スイスのオフィスで一年中活動している。この委員会が、誰が年次総会に招待されどのような方針や計画が議論されるかを決定しているのだ。『ビルダーバーグ・グループ』の年次総会でこれまで議論されてきたすべての提案または計画は、通常、会議後1〜2年以内に成立するようになっている。『ビルダーバーグ・グループ』は、私たちに対して遂行されている『静かな戦争』を指揮しているのだ。どうやったらそんなことが可能なのか? この世界を本当に支配している男たちは彼等だからである。

数字

3.7.9.11.13.39の数字とこれらの数字の倍数は、イルミナティにとって特別な意味を持っている。『ビルダーバーグ・グループ』は39名のメンバーからなる内核をもっており、その内核は各グループが13名のメンバーで構成されている3つのグループに分かれている、という点に注意して欲しい。政策委員会を構成する13名に対して内核の39名が答える、ということに注意して欲しい。特に、政策委員会の13名のメンバーが9名の円卓会議に対して答える、ということに注意して欲しい。アメリカ合衆国の元々の州の数は13であった。憲法には7つの条項があり、39名からなる憲法制定会議のメンバーがそれに署名した。アメリカ合衆国は1776年7月4日に誕生した。7月はその年の7番目の月である。7と4を足すと11になる。1 + 7 + 7 + 6 = 21となる。これは3と7の倍数である。2 + 1からは3という数字が得られる。1776年の数字は、2つの7と3の倍数である6が表示されている。これをあなたは偶然などと言うのだろうか?これについて一冊の本が書けるほどである。

シークレット・スペース・プログラム

海軍諜報部にいた時に、2隻の核潜水艦が少なくとも年に1回、おそらくそれ以上、極冠の下で落ち合い機密式出入口で会合を持つ、ということについて読んだことがある。ソビエト連邦の代表者たちが、『ビルダーバーグ・グループ』の政策委員会と会談するためである。ロシア人たちには、次のパフォーマンスのための台本が渡される。議題の項目には、『シークレット・スペース・プログラム』における共同の取り組みが含まれている。ちなみに私は現在、クレーター、コペルニクスにある月面基地NASAの公式の写真を所持している。

この会議の方法は、探知されたり盗聴されないための唯一の方法である。これらの会議がみつかってしまった場合、結果として生じるであろう国民の抗議は、すべてを破壊してしまうだろう。『サイエンス・スレポート』と題されたBBC-TVドキュメンタリー番組は、これらと同じ事実を明らかにしたのだが、その後撤回を発表している。撤回した時、彼らはこのドキュメンタリー番組はフィクションだったと述べたのだ。しかし、『サイエンス・レポート』はイギリスで非常に尊敬されているドキュメンタリーノンフィクション番組であったことに注意する必要がある。その番組の歴史において、フィクションが放映されたことはただの一度とたりともなかったことなのだ。

『ビルダーバーグ・グループ』のメンバーは、世界情勢に関するプライベート会議のために毎年集まる最も強力な金融家、産業家、政治家および知識人らである。この会議は、国際的な指導者が交流するための非公式のオフレコの機会を提供し、その保持されている秘密の覆いは悪名高い。本部は、第一次・第二次世界大戦中、侵略も爆撃もされなかったヨーロッパにおける唯一の国、スイスのハーグにある。スイスは、世界権力の本拠地なのである。

メッセージ

あなたは、秘密が間違っている、ということを理解しなければならない。 会議が秘密で行われている、という事実は『私』が承認しかねる何かが起こっている、ということを教えてくれている。大の大人たちが、派手なローブを着て蝋燭を持って互いに歓迎しあうためにだけ定期的に会合を持つ、等と信じてはいけない。ジョージ・ブッシュがスカル&ボーンズにイニシエートされた時、彼の性器の周りをリボンで結び裸で棺桶に横たわり彼のすべての性的経験の詳細を大声で叫んだのは、そうすることが楽しかったからではない。見ての通り、彼は『オーダー』へのイニシエーションを受け入れることで多くを得ることができたのだ。男たちは、重要な理由があって会合を持つのだ。そしてその会合の間に起こることは、一般社会によって承認されないということがわかっているからこそ会合は秘密なのである。何かが秘密であるという事実は、隠すものがある、ということを意味している。

庶民は、エリートがそう信じているように本当に愚か者たちなのだろうか? もしそうならば、おそらく平均的な市民は、エリートがそれを必要とみなすときはいつでも、このように操作されているほうがよいのかもしれない。庶民が※『ファンタジーランドへのEチケット』が期限切れになったことが判った時、私たちは即座にその答えを見出すこととなるだろう。

私は、世界の権力構造におけるシークレット・ソサエティやグループの役割についてこれまで話してきた。これらのグループが、どのように権力を獲得し維持しているかが理解できただろうか。あなたは、特権階級がいかにして秘密裏に活動し、マスコミを含むあらゆるレベルの政府や重要な産業に浸透し、世界の人々や国々を希望する方向に向けて操作しているかについて、ある程度理解する必要があるのだ。きっとあなたが、秘密の権力構造が総体的な社会主義国家(ファシズム)に向かっている、という事実に気づいたと願っている。この権力構造の産物ではあったが、これはナチスではないのだ。 非常に裕福なユダヤ人たちが関わってはいるが、これはユダヤ人ではないのだ。 ナチスと同じカテゴリーに当てはまる理由で、これは共産主義者たちではないのだ。重要な役割を果たしてはいるが、これは銀行家たちではないのだ。また、彼らの現実が見合っているどうか、あなたが自分自身を内観し始めることを願っている。メッセージは、あなたに届いているだろうか?

※Eチケット(正式にはEクーポン)は、1982年以前にディズニーランドとマジックキングダムのテーマパークで使用されていた入場券の一種

(Behold a pale horse 第2章終了)

 

ウィリアム・クーパー氏 2001年6月短波ラジオ放送『The hour of our time』より

『CNNの記者が、オサマ・ビン・ラディンを発見し、テレビカメラクルーを連れてオサマ・ビン・ラディンの隠れ家に入り、彼と彼の最高司令官をインタビューした、と言うわけですよね。で、それによれば3週間以内にオサマ・ビン・ラデインがアメリカとイスラエルを攻撃する、というわけですよね。皆さん、なんかおかしくありませんか?世界史上最大の予算を持つ世界最大の諜報機関が、何年も何年もかけてオサマ・ビン・ラディンを探しているのに見つけることができない、って言っているわけですよね。なのにですよ、カメラクルーを伴った無能で阿保なレポーターが彼の隠れ家に突撃し、彼をインタビューしたってわけですよね。これは、大規模な攻撃が起こる、と心の準備をしておいたようが良さそうです。しかしその攻撃は、オサマ・ビン・ラデインによるものではないですよ、ニューワールドオーダーの背後にいる者たちによってです。それが2、3週間後に起こらなくてもそれは必ず起こるでしょう。彼等は我々から自由を取り上げたいわけですが、そのために彼らはぞっとするほど恐ろしいことを起こさなければならないのです。そうすることによって、この羊の群れ(我々大衆)の共鳴を得ることができるわけですから。』

 

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