MKウルトラ・マインド・コントロール バーブラ・ストライザンドの場合 ⑥      ブライス・テイラー

 

ブライス・テイラー

バーブラは、私が彼女と一緒に歌ったりハーモニーをとったりするのを好んだ。若い頃の古き良き時代のように幸せな気分になれると言うのだった。彼女は、ピンクのベルボトムと白いタンクトップを着ていた。酒に酔ったり、薬物で正気を失ったりしていた。

マッサージの施術は、奴隷を奴隷のままにし監禁しておくのに非常に役立っていた。何故ならマッサージのツボは、プログラムされたタッチスポットと正確に一致することが多かったからだ。 ボディワークは、身体のストレスを軽減させ、と同時にマインドをプログラムに閉じ込めることに役立った。これは、マインド・コントロール奴隷たちをさらに監禁し続けるための、絶妙なる封じ込めのためのアイデアだった。彼らは、奴隷たちが裕福で有名であれば、彼らを終わりなき旅に送り出すことができるので(支配し続けることが)簡単だと言っていた。 旅行や、ワークショップ、特別なスパ、博覧会など、奴隷たちはさまざまな道を探求するお金を持っていたからである。多くの場合、それらの探求は、彼らを監禁状態へと引き戻すことになるのだった。『コロニー』は、ポイント ムグ海軍基地 (マインド・コントロール・プログラミング・センター) からそれほど遠くないところに位置していた。

彼らはまた、奴隷たちに伝えるメッセージや指示を『精神的観点』から伝えるようにプログラムした。何人かの有名人(そのほとんどが女性)にマッサージをしながら、身体の特定の『ツボ』に触れながら霊的な予言をしたところ、数日後その予言が当たると彼らは私に本当に才能があると思い込むのだった。奴隷たちのレベルが高ければ高いほど、コントローラーたちは予測された経験を『現実にする』ための金銭的投資を積極的に行うようになった。バーブラ・ストライサンドのレベルとなれば、品格と威厳を備えた『予言が現実になったエピソード』を語る価値があったのである。私は何も霊的な実在を信じていない、と言っているわけではない。私はむしろそれらを信じている。しかし、これらの霊的な実在は造られたものであり、 大金を稼ぎ出す状況を演出する者らによってコントロールされていたのだった。

私がストライサンドと共にによく利用されていたのは、私がマリブにあるペパーダイン大学に通っていた1985年から1987 年にかけてであった。1985年以前は、夜、彼女が私を必要としたときにマリブの彼女の自宅へ送られた。夫のクレイグは、このランデブーのために、よく私を車で夕食に連れだした。ペパーダイン大学に通うようになって以降は、私はよく、勉強するためにキャンパスに戻らなければならない、と夫に言っていた。そして、ペパーダイン図書館の駐車場に車を停め、スーツを着た男たちが迎えに来るのを待った。そして彼らはバーブラの家まで私を連れて行くのだった。そのようにすれば、いつも違った車両が出入りすることが出来たわけだ。 その頃は彼女の元へ昼間行くよう指示されることが多かった。私は常に相当のレベルの恐怖心を抱えていたのだが、あまりの恐怖とマインド・コントロール・プログラムのため、頭で考える、ということができないでいた。 しかし、疲れ果てた身体は私の経験の真実を物語っていた。

バーブラの人格は、頻繁に切り替わった。 彼女がステージに出ることを恐れていた理由は、それだったかもしれない。雑誌『Laides Home Journal 』の 1994 年 7 月号に掲載されたバーブラのインタヴュー記事は、そのことを如実に物語っている。インタヴューの中で、バーブラは、不幸な恋愛や長続きする恋愛ができないことについて問われ、『私は多くの不安を抱えて生きている』『私は矛盾だらけ』と自身の言葉で述べている。『 私はいつも考えを変えてしまうのです。 だから、もしある男性がたくさんの違う女性と関係を持つのがお好みなら、私はその彼にぴったりだ、と伝えてください。』これはつまり、彼女は自身の多重人格障害の経験について言及しているのではないのだろうか? 

 

カリフォルニア州マリブにあるペパーダイン大学

(⑦へ続く)

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