MKウルトラ・マインド・コントロール バーブラ・ストライザンドの場合 ⑤      ブライス・テイラー

 

ブライス・テイラー

バーブラは、非常に重要な人々、特に大衆との繋がりに利用されていたため、コンデイションを常に維持させていなければならなかった。彼女は、マインド・コントロール資産として多額の投資をされていたので、彼らは時には彼女を 24 時間『維持』し続けなければならず、彼女を強化するために他の奴隷たちを使用しなければならなかった。彼女は常に監視されており、見たことや思い出したことを個人的に(寝ている時も起きている時も)話すことは決して許されていなかった。どんなに維持することに費用がかさもうとも、彼女はコントローラーたちにとってそれだけの価値を持っていた。何故なら、彼らは特定のターゲット層向けに彼女を完璧に作り上げていたからだった。彼らは彼女のコンデイションを維持するために法外な金額を支払い、ファンは彼女を見るためにいくらでもお金を支払うのだった。そのファンの多くは、自身がマインド・コントロール下に置かれている人たちであった。

彼らは、バーブラが聴衆を調和的にコントロールできるよう注意深く準備した。彼女は、天性の才能と訓練された声のハーモニクス倍音)だけでなく、ハンドシグナルと歌詞の組み合わせを使いながらパーフォームした。彼女は完璧なるロボットであり、そのロボットは崩壊しつつあった。彼らは、彼女がやがて機能できなくなるまで(哀れなエルヴィスと同じように)コンデイションを維持するために大金を使い続けるのだった。

そのような理由から、バーブラに関する出費は惜しまれることがなかった。 私たちは大学院の教授から与えられたさまざまなテーマに基づいて、バーブラのために小さなお茶会を企画した。私たちは、特別にバーブラのためだけに作られたアイテムを購入することもあった。 私は、『マイケルズ・パーティー・ショップ』に立ち寄り、ショッピング・リストを販売員に渡し商品を集めてもらった。それからバーブラの元に行き、バーブラよりも年上になるよう、つまり実際の自分よりも年上に作られた私の中の人格、つまり『ビッグB』や『クイーンB』が必要とする時に世話をするよう設計された人格に切り替わった。 それでも彼女は私たちの友人であることに変わりなかった。 彼女がボロボロになるのを見ているのは私にとってつらいことだった。

時々、『評議会』はバーブラのための薬物をいくつか私に与えた。 彼女はいつもその中からどれかを選ばなければならなかったが、それらは異なる包装紙またはカプセルに包装されていただけで中身はすべて同じだったと思う。そして彼女がいつものように気を失うと、器具を持った男たちが家にやってきて彼女に取り掛かるのだった。時々、彼女の身体が電気ショックでソファから落下するのが見えた。 それは見ていてひどいものだった。その後装置が外されると、身体は冷たくベタベタしており顔には帯状の汗が流れていた。彼女を再び立ち直らせることが私かセラピストの仕事だった。その後彼女は何日も眠ってしまうことがあった。すると男たちが、彼女を調整しなおさなければならない、つまり彼女にもっと『セッション』を与える必要がある、と話しているのが聞こえた。彼女の意識が回復すると、私たちは彼女にソフトに親切に優しく接し、やがて彼女はいつもの状態に戻ることが出来るのだった。バーブラのセラピストである友人も、彼女を助けるためにやってきた。 しかし彼女を元の状態に戻すことは、ますます困難になっていった。いつもチームで努力する必要があった。

私もまた、彼女に注射を施した。 私は、腕の一番上の脂肪部分の皮膚をつまんで、そこに針を刺すと痛がらせないで注射を打つことができる、と教えられた。必要に応じて腕や太ももに薬を投与するための注射器が与えられたのだが、それはだんだん頻繁に行われるようになっていった。 指示を受けるたびに私はバーブラに注射をしなければならなかった。さもなければ、彼らは私たち二人を殺す、と言った。 私は、彼らが実際そのように他の人にしたことを知っている。

 

バーブラ・ストライザンド

 

(⑥へ続く)

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