レインボー・ボデイについて      デイヴィッド・ウィルコック

 

フランシス・ティソ神父

 

カトリック司祭、フランシス・ティソ神父は、『ノエティック科学研究所』の後援を受け、チベットへ行きました。まさにこれから『レインボー・ボデイ』を成就させようとしているラマ(チベット仏教における僧侶)がいたのですが、ティソ神父はその一部始終を見届けるためにチベットへ赴いたのです。それは、軍事監視員らも見守る中行われ、それが現実であることを科学的に証明しました。

その様子は、このようなことです。年老いたラマは、生地に包まれています。彼はもちろん自分がもうすぐ死ぬことを知っています。そっと目を閉じ後ろに寄りかかり、そして息を引き取るのですが、その時非常に奇妙なことが起こり始めます。 人々が布地を覗いてみると、その老人の顔の老化が逆転していることがわかるのです。つまり若返りが起こり、すべての皺が消えてしまうように見えます。さらに身体の周りに虹が見え始め、建物の周りにも虹が見え始め、奇妙な旋律の音楽が聞こえてきます。そして、ラマは人々の前で幽霊のように見え始めるのです。実際に起こることには、その時によっていくつかの違いがあるようですが、最終的にラマの肉体は、約30センチくらいの小さな姿にまで縮んでしまいます。それは、わずかばかり肉体の形を残し、灰のようになってしまうのです。チベットには、このような展示がたくさん存在します。それらに小さな服を着せ、小さな祭壇の中に安置させているのです。

 トゥルク・ウルジン・リンポチェ氏は、『レインボー・ペインテイング』という本の中で、レインボー・ボデイを成就させるためには、13年もの間、『空の意識』を瞑想し、ネガテイヴな考えを持たないようにしなければならない、と述べています。

 

トゥルク・ウルジン・リンポチェ氏の著書、『レインボー・ペインテイング』

 

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