宇宙とは何ですか?     デイヴィッド・ウィルコック

 

デイヴィッド・ウィルコック


宇宙とは何でしょうか。私たちが住んでいるところは、一体全体何なのでしょうか。そしてそれはそもそも現実なのでしょうか?『マトリックス』の概念の多くは、宇宙の科学的理解に当てはめることができます。 物理学者、ニーマ・アルカニハメドの研究を通じて、私たちはそのことを発見しています。彼は、宇宙全体は小さな微細な幾何学模様から構築されている、というのです。つまり、3次元でみる『ダビデの星』、その微細なパターンによって、空間と時間の宇宙全体は創られている、というのです。さらに、それはまるで1秒あたり30フレームで作られている映画のようだ、というのです。映画は、1秒あたり30フレームのフィルムが映写機を通過するのですが、まさにそれと同じだ、というのです。つまり、宇宙全体が、空間的にも時間的にも映画のフレームと同じように点滅しているのだ、というのです。

私たちは、毎朝自分の肉体で目覚めますが、寝るときは靴を脱ぐように肉体を脱ぎます。肉体の中にいないとき、あなたは他の現実の中で他の経験をしています。しかし、肉体にいる間は、この幻想の中の規則に束縛されています。つまり、この現実には空間と時間が実際に存在しているのだ、という幻想が続くのです。この難解な物理学と科学を本当に深く理解していくと、宇宙自体がロゴスであり、ロゴスは聖書が言葉であると述べているものであることがわかります。ヨハネ福音書には、『初めに言葉があり、その言葉は神であり、言葉は神と共にあった』、とあります。 つまり、一つの無限の創造者である意識的な宇宙があり、また意識のある銀河がある、ということなのです。星々は、単なる塊ではないのです。星は、実際には私たちよりもはるかに知的なスーパー・ビーイングなのです。そしてそれらは、私たちのような知的生命体を宿しているのです。そして、宇宙においては、お互いの自由意志を尊重する、という普遍的な法則があるのです。他人の自由意志を侵害することは、カルマを生むことに繋がるのです。

 

物理学者 ニーマ・アルカニハメド

 

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