『コスミック・デイスクロージャ』その後のフォローアップ   コーリー・グッドによるレポート第7回③

 

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彼女が20年近く監督してきた信頼のおけるはずのセキュリティ・チームは、すでにオリオン・グループとAI神の影響を受けていたのです。彼女の話を進んで聞いたのはレイモンドだけでした。レイモンドは、フェデレーション・テクノロジーをリバース・エンジニアリングするためのコロニーの取り組みを担当していた技術者でした。彼はインプラントを受け入れなかった数少ない一人であり、それにより彼はインプラントを植え付けられてしまった人々の、行動の変化を目の当たりにしたのです。アーニャとレイモンドは、汚染されてしまったコロニーから逃げるために、約12人ほどの信頼できる家族や友人と共に、長距離船を盗んで逃亡するため、即、行動していきました。そしてまず彼らは、アーニャのいとこが駐屯していた別の太陽系のGGLN軍の前哨基地に向かいました。彼らが到着すると、彼女のいとこは早速証拠をコピーし、量子相関通信デバイスに接続された軍事情報メイン・フレームにアップロードしていきました。これらのデバイスは、量子レベルの『もつれ』を使用しているため、データを傍受されたり復号化される心配がありません。次にいとこは、アーニャのこの小さな難民グループの物資補充を助けました。彼はまた、ダーク・フリートの運営とシークレット・スペース・プログラム・アライアンス(SSPアライアンス)に関してシグムンドが開示した内容について、軍のメイン・フレームからダウンロードした情報を彼らに提供しました。アーニャと彼女の乗組員は、SSPアライアンスを追跡し彼等に支援を求めるため、その情報を使用しました。彼らは、ステルスを使用して移動し、検出されることを回避させるために、通信・ネットワークから離れたままの状態を保ちました。そうやって彼らは、数か月間、検出されることを回避させながら過ごしました。そして遂にGGLN軍用巡洋艦がこのアーニャたちが隠れていた小さな太陽系にやってきます。この巡洋艦は、SSPアライアンスの軌道上にあるガスジャイアンツの月へと直ちに向かい、通信チャネルを開いてきました。アーニャの乗組員は、巡洋艦による捕獲から逃れる術はないと判断し、直ちにコンピューター・システムを一掃し、物理的な証拠を破壊し始めました。アーニャは、乗組員の時間稼ぎをするためにGGLN軍用巡洋艦との通信を開始します。すると次に起こったことは思ってもいなかったことでした。彼女は、その通信相手が、自由となったコロニーの新しい旗艦『ワンダリング・スター/さまよえる星』の司令官だ、と自己紹介する声を聞いたのです。この司令官は、アーニャが彼女のいとこの助けを借りて広めた証拠や情報が、GGLN軍事ネットワーク全体を通して伝わったのだ、と説明しました。GGLN軍は、すでに数十のコロニーがフェデレーションの同盟たちを通じてオリオン・グループの管理下に置かれているであろう、と見積もりを立てました。まだ汚染されていなかったGGLNコロニーたちは、一たび証拠を見るや激怒します。彼らは、フェデレーション同盟らの追放を求め、当初のICCの画期的なテクノロジーの開発に戻ることを求めました。すでに汚染されてしまっていたコロニーはこれを拒否したため、GGLN軍はICCに援助を求めます。するとこれに対しICCは、GGLN軍に、思いとどまるようにいい、インプラント・テクノロジーの開発を継続し大量に展開させる準備が整い次第、インプラント・テクノロジーを受け入れる準備をするよう命じたのです。そしてICCは、GGLN軍に、すべてのGGLN参加者たちにインプラントの義務化を強制するよう命じたのでした。GGLN軍がこれらの命令をコロニーのリーダーたちにもたらしたところ、93人が集まり、彼等はICCからの、そしてすべての地球政府からの独立を宣言したのでした。その後、GGLN軍はコロニーの新政府に忠誠を誓い、アーニャのグループを探し出しSSPアライアンスに連絡を取るため派遣されたのでした。我々がGGLNプログラムの完全な崩壊について聞いた後、彼らは我々、つまりSSPアライアンス評議会へと連絡を取ってきたのです。その直後、マヤ・グループのチームが、『ワンダリング・スター』号に乗り込んでいき、命にかかわるような危険な処置をせずにインプラントを除去する方法をGGLN軍が開発できるよう手助けしました。コロニーの1つに帰還する途中、SSPアライアンスは『ワンダリング・スター』号に乗っている間に、オリオン・グループとAIアジェンダを打ち負かすため、自由の身となったコロニーとの公式合意をGGLN軍に通達しました。SSPアライアンスはまた、来るスーパー・フェデレーションの宇宙裁判について、そして新しいガーディアンとズールーがICCとスーパー・フェデレーションにそのことを通知したというニュースについて、彼らに知らせました。この時点で、GGLN軍はすでに、他の惑星に嫌がらせをしているレプタリアンやダーク・フリートの宇宙船との戦闘に数回従事していました。GGLNは、私たちの地元の星団に生息している遺伝的にあまり人間と変わらないガーデイアンやビーイングたちの存在について、これまで予備知識をもっていませんでした。このブリーフィングの終わりに、自由の身となったコロニーは、彼らの故郷の星である地球と呼ばれる刑務所状態にある惑星を解放するのを助けるために、彼らの資産をSSPアライアンスに提供することにしました。GGLNは、ズールーたちの助けを借りて、私たちの太陽系に援助を送ることにしたのです。100人以上の女性のエルダーたちで構成されるズールーの指導者たちは、最初にズールーの惑星でGGLNの資産について対処しました。ズールーの惑星は、私たちの地元の星団の50以上のETグループのための惑星地域連合の本部なのです。その後、ズールーの指導部は、GGLN資産の惑星連合への導入を促進していきました。そしてSSPアライアンスは司令官に、この『ワンダリング・スター』号が、SSPアライアンスと2020年崩壊間近の憂き目にあった後生き残った地球アライアンスたちとが連携する、人類主導の艦隊の旗艦になるだろう、と話しました。連帯で、彼らは私たちの太陽系への参入を調整し、保護することとなるのです。運営上のセキュリティのため、私たちに与えられた情報は制限されました。この惑星における抵抗運動として、我々は、我々の声が届けられるよう、世界中の人々が一斉に表へ出て行くよう励ます必要があるのです。そうすることによって、地球同盟はオリオン・グループを倒すために必要な力を得ることができるのです。私たち全員が同時に立ち上がり、オリオン・グループに私たちの痛みや苦しみを食料として与えることを拒否すれば、ルーシュが消えて行き、彼らの影響力は数日以内に消滅することになるのです。歴史のこの時点で、人類は奴隷制のカルマの教訓を学び、それらの過ちを決して繰り返さないことを選択した後、自身を解放させるのです。

次の最後のブリーフィングでは、ICCが南極の『ステイシス・チェンバー』で『古い神々』を目覚めさせたことについて話していきます。(8-1へ続く)

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