密かに進行しつつある『食物の武器化』           デイヴィッド・ウィルコック

 

ウィリアム・デイビス博士の著書、『Wheat Belly』

『Wheat Belly』の著者、ウィリアム・デイビス博士の研究により明らかになったことですが、小麦にはグリアジンというたんぱく質が含まれています。重要なのは、このグリアジンが身体の働きを変えてしまう、という点です。それは、甲状腺受容体を模倣してしまうのです。つまり、このタンパク質グリアジンは、甲状腺に入り込み、甲状腺ホルモンに代わり取り込まれてしまう性質を持っているのです。甲状腺にホルモンが正常に供給されなければ、身体のエネルギーが供給されなくなってしまいます。結果、無気力になったり鬱になったり、気分が優れなくなるのです。つまり世間一般に言われる、『慢性疲労症候群』を引き起こす、というわけです。

そして、1996年のことです。キリスト教系ラジオ、TBNの番組、『アワー・オブ・パワー』において、農産物の大手企業『ADMアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド』から6人の内部者が出演し、告発を行いました。私は、この情報について以前にもお話ししたことがありますが、まだこのラジオ放送の録音をみつけることが出来ていません。近い将来みつかることを願っています。正直、その番組放送後、この告発者全員が命を落としてしまったとしても不思議はないでしょう。『ADMアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド』の社員であった彼らは、次のように番組内で告発したのです。『食糧供給を兵器化する任務を負っている』、と。特に人間が小麦を摂取した場合、それを殺人的なものに変える方法を検討する任務を社内で担っていた、と告発したのです。

つまり、1996年の内部告発者たちの証言と、グリアジンに関するウィリアム・デイビス博士の発見、それらを組み合わせて考察すると、そこに意図的な戦略が存在した可能性が見えてくるのです。

 

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