デイヴィッド・ウィルコックのセミナーより、 『地球温暖化説』が決して成り立たない理由⑧

 

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デイヴィッド・ウィルコック

 引き続き、以下デイヴィッド・ウィルコックセミナーより

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天王星



天王星

次は天王星の話しです。ここ天王星においても、同じような現象が起こっているのでしょうか?その答えは、圧倒的にイエスなのです。上部の画像は、1986年時点での天王星です。 雲も、斑点も何も見当たりません。しかし1999年、下部の画像1のように変わったのです。問題となっているのは、左のオレンジ色の斑点、そして真ん中に観えている2つの雲です。これに関して、NASAの科学者であるエーリッヒ・カルコシュカ博士は、『これは、本当に大きな変化です!』と、まるで女子高生のように興奮していましたね。NASAの記事によれば、『この季節的な明るさの変化は、もはや我々の想定を超えています。』とあります。私が考えるに、この劇的なる変化は、決して『季節的』なものではありません。惑星が太陽に傾いたわけでもありません。何故、太陽系すべての惑星に次々と同じような現象が起こっているのでしょうか?そこが大事な点なのです。その後、2004年になると、天王星はさらに明るくなっていきます。(下部画像2参照)特に右側の画像に注目です。明るさの出ている場所が、幾何学的なパターンで見えているのがわかります。思い出してください。木星においても、赤道上に幾何学的な間隔を置いて、雲たちが観測されていました。何故ならその根幹となる幾何学が、内に秘められているからなのです。その幾何学のノード(結び目)が活性化され、それを私たちが観測しているのです。そして更にNASA は、2004年から2007年にかけて、天王星の環の『劇的な変化』を報告しています。下部画像3を観てください。少し判りにくいのですが、明るさのレベルに注意しながら見比べてください。環の明るさです。2001年の画像では、この環の上半分のみが明るく下半分は 薄暗いのです。しかし、2003年になると、明るさが下半分に移行していることが判ると思います。そして、2005年には、その明るさが上下共に広がっており、2007年には、ますます熱くなり、よりエネルギー的に強くなり、より明るくなってきているのが判ります。これは、サイエンテイフィック・アメリカンが提供している画像なのですが、その記事を少し読んでみましょう。『天王星の環を真正面から観察できたのは、1986年以来のことです。それによって、驚くほど明るい帯状のかすかな塵が現れているのが判ります。この他にも想定外の発見があります。それは、天王星のζ環(ゼータリング)と呼ばれる広くてほこりっぽい内輪が、宇宙船ボイジャーの最初の観測以来、天王星からさらに大きく離れていっている、ということです。報告書は、土星海王星の環も変化が著しいですが、天王星の環は中でも最も劇的な変化を遂げている、と結論付けています。』と書かれています。そして更に、この天王星における変化は続きます。2014年に大型の新しい嵐が発生したのです。それについてのL.A.Timesの記事の見出しは、『この天王星における巨大な嵐には、天文学者は頭を掻きむしっています。』とあります。画像を最初に観てみください。(下部画像4参照)この嵐がどれほど巨大であるかが判るでしょうか。では記事の本文を読んでみましょう。『カリフォルニア大学バークレー校の惑星天文学者、イムケ・デ・ペーターが率いるチームは、8月、ハワイのケック天文台においてこれを最初に発見しました。驚いたことに、8つの巨大な嵐が観測されたのです。そしてそのうちの一つはこれまでに観測された中で最も明るく巨大なものでした。この時、たまたま偶然観察していてこれまでに見たことのないような信じられないほどの嵐に気づいたのです、とデ・ぺータ氏は述べました。』とあります。これほどの現象が起きているというのに、何故誰もこのことについて話さないのでしょうか?これは、私たちの『裏庭』で起きているのですよ。 木星では大赤斑で異変が起こっており、土星の北半球では荒れ狂う大きな嵐が観測され、そして、ここ天王星においても非常に珍しい巨大な嵐が起こっているのです。2007年という年は天王星が42年に一回起こる分点であったため、太陽が天王星の赤道を直射したことが原因であった、というような説明が少しは成り立ったかもしれません。しかしそれから7年後の2014年にこれほどの大型の嵐が吹き荒れているのです。研究者たちはこれをまるで理解出来ていないのです。頭を抱えてしまっているのです。それについて、記事はこのように書いています。『2007年に異常な雲の活動は観測されましたが、それは2014年の嵐と比較すれば問題にならないものでした。通常は静かな天王星において、これほどの嵐が観測されるとは研究者の間で予想だにしていなかったことです、とデ・ぺータ氏は述べました。』と書かれています。 繰り返しになりますが、この現象の奇妙な点は、天王星にはこれに結びつくような強力な熱源がそもそも存在していない、ということなのです。記事はさらに続きます。『他の3つのガスジャイアンツ、つまり木星土星海王星にはすべて、強力な内部熱源があるようです。そしてそれが、大気中の嵐をかき立てる原因となっているのかもしれません。しかし天王星にはその強力な内部熱源がないのです。であるならば、太陽が原因となってそのような妨害が生み出されているに違いありません。』とあります。しかしもしそうであるならば、太陽がそれをする原因は何だというのでしょうか?全く説明出来ていないのです。記事は続きます。『しかし、その分点から7年後に起こったこれらの大規模な嵐については、その原因となるべき太陽光が十分ではないためその理論では説明がつかないのです。それは、天王星の内部の働きが、科学者が予想していたよりはるかに複雑であることを意味しています。そしてそれは、少なくとも根本的に理論を調整しなくてはならないことを告げています。すでにこの理論は全く現実的ではありません。』(9へ続く)

 

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画像1 1999年、嵐が襲った天王星

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画像2  2004年 明るさが増した天王星

 

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画像3 2001から2007にかけて 天王星の環

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画像4  2014年に起こった天王星の嵐

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