デイヴィッド・ウィルコックのセミナーより、 『地球温暖化説』が決して成り立たない理由⑨

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デイヴィッド・ウィルコック

引き続き、以下デイヴィッド・ウィルコックセミナーより

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海王星


海王星

次は、海王星についてです。ここでもまた、すごいことが起こっているのです。1989年の時点では、海王星には明るい雲がほとんど観測されていませんでした。ところが2003年になると、ここ海王星でも同じことが起こったのです。ローレンス・スロモフスキー博士が、大幅に明るさが増加しているのを発見したのです。1996年から、時間の経過とともにどのように変化するかを観察していくと、いくつか小さな明るい嵐が起こっていることがわかります。下部の画像1を観てください。 表示されているのは、1996年、1997年、2002年度の(左から順に)0度回転、1/4回転、1/2回転、3/4回転(自転)におけるそれぞれの海王星の様子を示したものです。そして最も右側には、ソフトウェアを使って全てをブレンドし、その年の海王星の平均的な様子を示しています。明るさがどれだけ増加したかを観てみてください。1996年、1998年、2002年と経過するにつれ、明るさが増加していっていることがはっきりと判ります。つまり惑星全体が充電されつつある、ということなのです。コーネル大学のリンクによる記事を読んでみましょう。それによれば、『海王星は、過去数十年間、明るさが10%増加傾向にあります。時間の経過とともに明るくなってきています。しかしまだはっきりと理由は判っていません。』とあります。42年間にわたるデータも示されています。膨大なデータです。1980年から2000年にかけて、明るさが増加していっています。そして2000年から2005年の間に、上昇傾向は次第に減少していって一定になってきているといっています。ただし、2005年以降の値は1980年よりも明るい、ということには変わりありません。そしてこれは角度が傾いたからとか季節的なこが原因しているのではないと、言っています。研究者たちはどうしてもその原因を、傾斜の角度によるものだ、結論づけたいようですが、それが出来ないで困っているわけです。何故なら、海王星のこの明るさの増加は、放射照度の増加より100倍以上にも及んでいるからなのです。しかし、NASAはこの件に関して蓋をしたかのように触れずにきたのです。しかし2016年、ある大学院生の発見がこの蓋を開けることになります。下部画像2を観てください。これは、顎が落ちるほどびっくりする変化です。これについて、2017年8月7日付けのphysicsworld.comによる記事を観ていきましょう。『海王星の予想外の明るい嵐』と言う見出しで始まっています。これは実は、ある名もない大学院生によって発見されたのです。そのことがきっかけとなって、やっとこの海王星に関する研究が仕切り直されたようです。記事の続きです。『地球の大きさに匹敵するサイズの大々的な嵐の複合体が、海王星において通常は静かな地域であるはずのところに出現しました。米国のカリフォルニア大学バークレー校の大学院生ネッド・モールター氏は、ハワイのケック天文台で黄昏観測の試運転を実施している時、この嵐を偶然観測したのです。この嵐の構造は、その領域が9.000kmにわたって非常に明るく示されており、緯度と経度両方において少なくとも30度に及んでいます。このような低緯度でこれほど明るい嵐を観測したということは、非常に驚くべきことです。とモールター氏は述べました。』とあります。この画像2を観て何かを思い出した人も多いのではないでしょうか?そうです、これはまさに2014年、天王星で観測されたことと同じ現象なのです。海王星においても、明るい嵐が突然沸き起こったのです。『通常、このエリアは本当に静かです。 ですから、赤道のすぐそばにこのような巨大な雲が居座っている眺めは壮観です。他の惑星と同様に、海王星における大気風は緯度によって大きく異なります。したがって、この嵐の構造のように非常に広範囲にまたがっているということは、何かがその構造自体を一つにまとめているに違いありません。』とあります。(10へ続く)

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画像1 1996-2002年 海王星の変化

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画像2 2016年 海王星の嵐

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