『ニュー・ワールド・オーダー』のオリジン  デイヴィッド・ウィルコック

 

デイヴィッド・ウィルコック


デイヴィッド・ウィルコック セミナーより

私たちは今、地球上で急速な変化の段階を通過しているところです。非常にエキサイティングな時なのです。

クマエのシビュラ(巫女)は、3冊の書を持っていたのですが、それらはローマの未来の歴史全体を含んでいる、ということでした。彼らは、災害が実際に起こった後で初めてこの書を参照するようになったのです。書を開くと、時系列に、これこれが起こるであろう、何時頃起こるであろう、と書かれていたわけです。問題は、ローマがポジテイヴな社会ではなかった、ということでした。そのため、彼等はこれらの資料をポジテイヴに活用することができなかったのです。王政ローマ時代の王の1人、タルクィニウスは、9袋のゴールドで、このシビュラのミステリーテキストを購入したのです。9袋のゴールドとは途方もない金額です。彼等は、来る春に食糧危機が訪れることを知ります。それで王はどうしたかと言えば、全ての食糧を貯蔵庫に移したのです。それで皆飢えてしまったのです。予言は、食糧危機が訪れたくさんの人々が死んでしまう、ということでした。春が来たので貯蔵庫の食糧を出してみました。ところが貯蔵庫の食糧は水害などのために腐ってしまっていたのです。結局食糧を腐らせてしまったことによって現実は予言通りになってしまった、ということです。食糧を貯蔵庫にしまっておかなければ食糧が腐ることはなく、人々は飢えることはなかったのです。この予言文書は、ローマの歴史の中で最も偉大な宝物となったのです。このシビュラのミステリーテキストは、洞窟に住んでいた巫女によるものでした。当時の王政ローマ時代の、西の端の領域にある山々です。(アポロ神殿のあたり) 130カ所もの洞窟、トンネルがあり、その中の中心となる施設に住んでいたのです。彼女の予言能力の秘密の一つは、サイケデリックな薬の使用にありました。この場合、実際には火山から放出される火山ガスが幻覚を引き起こさせる役目を果たした、ということです。エチレンです。このエチレンガスが彼女にサイキック能力を与えたわけです。大きな洞窟を想像してみてください。壁にたいまつのある、地下の大きなあなぐらです。この洞窟から火山ガスがあがってくるのです。三角形の四面体の椅子に上ってしばらくそこに座るのです。そしてエチレンガスを吸って視覚化の状態に入っていくわけです。いってみれば狂気の状態に陥るわけです。その状態で、彼女は情報を受け取り、そしてそれをオークの葉に書き留めたのです。人々は、洞窟に群がりオークの葉を熱心に待つわけです。これはとても重要なエキサイティングなイベントだったのです。とにかく彼女は、ローマの全歴史を含むと思われる9冊の書を完成させたのです。彼女は王のところへ出向き、9袋のゴールドを求めます。王は、怒ってこれを断ります。すると彼女は王の眼の前で9冊のうち3冊の書を焼いてしまいます。祭司が再び彼女を呼び戻します。彼女は6冊の本に対し、前回と同じように9袋のゴールドを求めます。王は再びそれを断ります。彼女は目の前でもう3冊の書を焼いてしまいます。そして3度目、やっと王は残った3冊の本を9袋のゴールドを支払って買ったのです。それが、この書がローマの歴史の最大の宝となった経緯です。私たちは今、彼女の元々の言葉のより短いバージョンを、米国の国章と1ドル札にみることができます。それほどまでにこれは、歴史的な基本的要素なのです。1ドル札の下の方に『NOVUS ORDO SECLORUM』と刷られています。これは、『magnus ab integro saeclorum nascitur ordo』というラテン語をつづめたものなのです。1ドル札の裏に使用されているこの声明は、『時代の偉大なる秩序は新たに生まれる』と言っているのです。この予言は、アセンションについて言っているのです。大いなる25,000年サイクルの、時代の偉大なる秩序について言っているのです。新たに生まれ、再び生まれ、すべてをもう一度繰り返す。私たちは、間違いなくこの移行フェーズを通過しているところなのです。このシビュラのテキストは、後に詩人ウェルギリウスによって彼の牧歌(第4の牧歌詩としてしられる)に転載されます。これは、共和制ローマが崩壊した後のことでした。その共和制ローマの崩壊もまた、シビュラの書の中で予言されていたことでした。共和制ローマが崩壊した後、ウェルギリウスがそれを自身の牧歌に複写することを許可されたのです。ウェルギリウスの書いた牧歌、とされていますが実際は彼が書いたのではなかったのです。この全体的な目的は、今日の時代のアセンションに関する予言を私たちに与えることだったのです。それでそれが、アメリカ1ドル札に刷られている、というわけなのです。南北戦争で有名なチャールズ・タッテンは、当時の米財務長官チャールズ・フォルジャーに手紙を書いたのです。これは、公式の議会記録に載るほど重要なことでした。彼は、フォルジャーに言葉の本当の意味を教えたのです。カバルのシークレット・ソサエティの人々が、実際には何が起こっているのかを私たちに垣間見せてくれる、というわけです。1ドル札にコーディングして、それが何であるかを教えてくれているわけです。  クマエのシビュラ(巫女)は、非常に正確に予言したのです。その予言の元が、ETによるものだったのかエンジェリック・ビーイングによるものだったのかはわかりませんが、その予言は当時のローマを騒がせたのです。そして今、米国の1ドル札にこのアセンションの予言が刷られている、ということなのです。これまでに、ノストラダムスエドガー・ケイシー等の予言が広く知られていますが、予言的膨大な量のデータを考えた時、この王政ローマ時代の『クマエのシビュラの予言』を超えるものはなかなか無い、と私は考えているのです。

 

米$1ドル札の裏に刷られたラテン語 NOVUS ORDO SECLORUM

 

米国章の裏に書かれているラテン語 NOVUS ORDO SECLORUM

クマエのシビュラ

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