グレート・ピラミッド解読 デイヴィッド・ウィルコック アセンション・ミステリースクールより  ②

 

デイヴィッド・ウィルコック


ここで少し、話しておきたいことがあります。それは、私が大学にいた時のことです。 その頃に私は、最初の開示情報を得たのです。UFOは本物であるという。私の友人に、彼の通っている大学の物理学の教授、その教授は学部長だったのですが、そして後に私は調査したのですが、友人の言ったようにこの人物は確かに1970年代にNASAで働いておりNASAの幹部だったのですが、このNASAの幹部にとって UFOが地球に墜落したという事実は彼等の間では常識だった、ということなのです。ロズウェル墜落事件は真実であり、それによって実にたくさんの進んだテクノロジーをリバース エンジニアリングした、というのです。それによって、ET ハードウェアが私たちの持ち物となったというわけです。 例えば光ファイバーケーブルの技術がそうなのですが、これは非常に奇妙なもので、曲がりくねるガラス管を光が通り抜け、その中を光は進み続けます。不思議ですがちゃんと作動します。コンピューターチップスもそうです。シリコンにトランジスタをプリントするという概念がそれまでは全く無かったのです。真空管もそうです。ロズウェル墜落事件という恩恵が無ければ、おそらく私たちは現在、ここまでのテクノロジーに到達していなかったのではないでしょうか。つまりインターネットなどのことです。ですから感謝しないといけませんね。この贈り物は、私たちを現在あるテクノロジーレベルまで引き上げてくれたのですから。それは、私たちがこの時代の、地球の歴史のサイクルの終わりに際して、必要としていたものなのです。私が友人から聞いたこの情報は、本当にすごいことだったと思います。そしてそれから数年後、『The Day after Rosewell ロズウェル事件の翌日』という本が出版されました。これは、フィリップ・コーソーの証言によるものなのですが、その本に書かれている内容は、私が友人から聞いていたものとまったく同じ内容だったのです。テフロン、ベルクロ、光ファイバー ケーブル、赤外線暗視、ケブラー防弾チョッキなど、ET のこの墜落の残骸から、これらすべてのすごいテクノロジーの突破口を手に入れたのです。LED ライト、コンピューター チップ、今では当然のことと思われている多くのこのテクノロジーは、この出来事によって可能となったのです。同じ頃、これは1993 年 2 月頃だったと思うのですが、同じ友人がそれから数カ月して私のところにやってきました。彼は、リチャード・ホーグラン氏 のこと、つまり『火星のピラミッド』や『顔のモニュメント』について話してくれたのです。火星の顔のモニュメントは、実際にそれは人の顔の形をしています。頭に飾りがありますよね。私はこれに興奮して、『The monuments of Mars 火星のモニュメント』の本を書店に注文し、その本が書店に発送される予定だったので、それが到着した時に書店に取りに行った.のです。そして、そのリチャード・ホーグラン氏の『The monuments of Mars 火星のモニュメント』を手に入れたその日、このグレート・ピラミッドの本も同時に購入したのです。それがこの本です。(画像1)ですから私はこの2冊の本を同時に読み始めたのです。『The great pyramid decoded グレート・ピラミッド解読』の本の表紙に注目して欲しいのですが、ピラミッドの側面が一つは黒く、一つは白く描かれています。後でこれについて説明する予定ですが、元々のこのピラミッドの表面は、鏡面研磨された白い石だったのです。つまりこのピラミッドは、砂漠の中のきらめく白い石の完璧なる大理石の彫刻のように見えていたのです。本当に近くまで行かないと亀裂を見ることさえできなかったのです。それは、驚くほど精密に見えるモニュメントだったのです。 そして、これが自然に出来たものではない、という事実がその頃はより明らかであったと思います。あの地震が起きるまでは。1300年頃でした。地震は、ほとんどのケーシングストーンを打ちのめし、わずかに残っていたケーシングストーンもはがされ、それらはカイロでモスクを建設するのに再利用されたのです。建材として優れたものでしたからね。あまりにも優れた建材だったので、ピラミッドはすでに破壊されてしまったのだから、残りもはぎ取ってしまおうということになったわけです。これからこのケーシングストーンについて話していきますが、繰り返しますが、私のこれらの研究が最初に始まったとき、それは『The monuments of Mars 火星のモニュメント』や他の本を読み始めたときなのですが、その中でもまず最初に読んだ一冊がこの『The great pyramid decoded グレート・ピラミッド解読』という本でした。そして、私はこの本を掘り下げて読むのがどれほど難しいか、ということに驚きました。簡単なことではなかったのです。この本を理解するには多くの時間がかかります。非常に学術的で、密度が高いのです。『ラー文書』や、コートニー・ブラウン 博士の遠隔透視の本を読む前に読んだのです。そして、この本を手にしたとき、私は自分自身に問い続けていたのです。この壮大なるグレート・ピラミッドがいかにして造られたのか、ということについてです。何者かが、その緯線と経線が交差する土地の、最大の陸地がある南北と東西の線が交差する正確な位置にピラミッドを置いたのです。考えてみればわかりますね、それは地球の質量のバランス点を表しているのです。すべての大陸を取ってみて、この東西南北の線上で物理的に最大の質量を持っている場合、例えばあなたの指で地球のバランスを取りたいとします。回転しているボールか何か、という意味ですが、そのバランスを取るのに最適なボールの場所は、そのボールの最も重い質量、最も重い場所のはずですね。それがまさにグレート・ピラミッドが建っている地点なのです。言ってみれば、これは地球の『へそ』、ということです。地球のバランスポイント、つまりそここそがグレート・ピラミッドが建設された正確な場所なのです。そして、この地点に偶然建てられたとすれば、その確率は 30 億分の 1 なのです。少しおさらいしましょう。まずは230万ブロックの石、そして1個のブロックの重さは2.5~70トンということでした。そして4つのコーナーは互いの高さに0.5インチの公差もない、ということでしたね。そしてそれは地盤沈下によるものでした。元々は完璧にわずかな公差すらなかったのです。そして、地球の質量のバランス ポイントを持つ唯一の場所に、地球の質量の完全な部分に建てられたのです。そして私は、これが地球のグリッドのバランス ポイントでもあると言いたいのです。グレート・ピラミッドは、地球のグリッド上の、点の 1 つである、ノードの 1 つの地点に正確に配置されているからです。それについて今急いで見てみることにしましょう。見ることは信じることですからね。実際これについて言葉で説明するよりも図を見せた方がずっと判りやすいですから。この地図を見てください。(画像2)これは、地球のグリッドの地図ですが、これで見ることができます。アフリカ大陸を通っている線で、アフリカの底の大きな黒い渦のところを見れば、そして、それが一点に集中しているところをみていってください。ちょうどエジプトのあるところですが、その正確なポイントを拡大すると、すべての線が横切る点は、まさにグレート・ピラミッドが建っている場所なのです。グレート・ピラミッドは、グリッド(格子)のノードの(つなぎ目)の 1 つに位置しているのです。そしてそのノードは、地球のバランスポイントでもあるのです。私が言いたいことは、地球全体のグリッドは、地球の質量に基づいた中心点を持っているということです。地球のグリッド全体には、1 つの中心的な連結部分があるのです。1 つの中心的なバランス ポイント、正確な渦の点、地球上で最も強力な渦の点、そこは、そのすべての質量、力が加えられるところなのです。 その場所のほとんどの質量がその力に加わるのです。グレート・ピラミッドはそのまさにその中心地点に建てられているのです。そしてそれがもし偶然そこに建てられたとするならば、その確率は30億分の1なのです。原始的な野蛮人が地球上のこの線のネットワークについて何らかの理由でそれを知っていて、それでもって世界中の人々が、このピラミッドはグリッド上にたまたま建てられたというふうに考えているのでしょうか?これは偶然などではありえません。さらに、北に回転する正確な位置合わせ、ということもあります。ピラミッドの側面は、0.06% の完全な精度で回転北に位置合わせされているのです。1度の3/60の誤差しかないのです。緯度の弧度は60分のアークをもっているのですが、その3分しかずれていないのです。これは信じられないほど小さな誤差です。これはきっと地球が自然にドリフトした結果であると考えられます。元々は回転北の位置にぴったりとあてはまっていたのだと思います。これほどぴったりと側面が北に合わせられているなどということは考えられないことなのです。誤差が0.06%しかないのです。これすら驚異的な正確さなのです。これは何らかのETの勢力が何らかのテクノロジーを使って、何らかのエネルギー効果を産み出そうとしたに違いないのです。このグレート・ピラミッドの南北の整列は、私たちを地球のもっている磁場や可能性のある他のエネルギー場と整列させるためなのです。これによってピラミッドは、まるで『精度音叉』のように、最も正しいことを最も正しい方法で、その役割を果たすことができるわけです。このように、幾重にも偶然が積み重なっているのです。もちろん偶然などではないのですが。

 

画像1 1978年出版のピータ―・レムズリエールによるThe great pyramid decoded(グレート・ピラミッド解読)

 

画像2 グローバル グリッド

(3へ続く)

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