もう一つのロズウェル事件、「ペンシルベニア州のロズウェル」から56年

 

 

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ケックスバーグのUFO墜落現場


12月9日、ペンシルベニア州ケックスバーグの小さな町では、ちょうど56年前に起こったUFO墜落事件を記念してパレードが行われた。ボランティア消防団が主催するこのパレードは毎年開催されており、多くのUFO愛好家が集まる日でもある。一見お祭り騒ぎのように見えるこの記念日だが、超常現象の研究者やUFO専門家たちはこの日の出来事のことを非常に真剣に受け止めている。「ペンシルベニア州ロズウェル」としても知られるこの「ケックスバーグ事件」から今年で56周年を迎えたわけだが、1965年12月9日、北アメリカ北東部の空を横切って火の玉が点滅し、その火の点滅はインディアナ、ニューヨーク、バージニアオンタリオなど遠く離れた場所からも目撃されたのだった。燃えるような破片が地面に落ち、落下した物体は崩壊。それによってオハイオ州ペンシルベニア州全域で、いくつかの小さな火災を起こしたほどであった。ケックスバーグの市民たちは、空から物体がペンシルベニア州西部の小さな町の近くの森に墜落したのを目撃しており、何が起こったのか確かめるために森の中を歩き回ったと主張している。目撃者の一人ビル・ブレブッシュ氏は、森に墜落する前に、物体が「制御されたかのように」空で向きを変えるのを見ており、さらに森の中へ入って行くとそこにくすぶっている長さ10フィートあまりののどんぐりの形をした物体を見つけた、と証言している。もう一人の目撃者、ジェームズ・ロマンスキー氏はボランテイア消防士の一人だったのだが、最初彼は飛行機墜落事故だと思ったこと、そして同じく森の中で「どんぐり」の形をした物体を目撃したと証言している。彼は、そのUFOは金属で出来ており「象形文字」で覆われていた、とも証言している。その地域は直ちに立ち入り禁止のロープが張られ、米軍が調査に入り、武装した男たちによってその落下物は押収されたのだが、公的には何も見つからなかった、という報告でこの事件は幕を下ろしたのだった。一方住民らは、この落下物を調査しようとしたのだが、軍隊によってその地域を立ち去るように言われたと証言している。

2003年に、NASAに対し軍事調査から文書を公開するよう訴訟が起こされた。NASAはこれに対し、落下物はロシアの衛星であった、と科学的に非常に矛盾する主張をしたきりである。

 

 

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象形文字の書かれたどんぐり型のUFOのレプリカ