元祖デイープステート告発者、ウィリアム・クーパー氏 2-6

 

ウィリアム・クーパー氏 著 Behold a pale horse 1991年出版

マルタ騎士団

マルタ騎士団は、このシナリオにおいて強力な役割を果たしている。1930年代、スメドレー・バトラー大将が、ホワイトハウス乗っ取りを支援するために採用された。彼は、軍隊における彼の普遍的な人気のために必要とされている、と言われた。バトラー将軍は号令をかけ、その策略の一部に数人の著名なアメリカ人を指名した。そのリストの一番上にいたのは、マルタ騎士団の米国支部創設メンバー、ジョン・J・ラスコブである。彼は、ゼネラルモーターズ社の取締役会長であり、マルタ騎士団米国財務長官であった。この策略を調査するために議会の公聴会が開かれたが、ラスコブを含む指名された者たちは誰も証言台に呼ばれることはなく、結局公聴会から何も明かされることはなく事件は終わった。これは議会の記録には残っているが、歴史書のどこにも見当たらない事件である。

イラン=コントラ事件が、この1930代の策略と多くの類似点を持っていることは重要な意味を持っている。ウィリアム・ケーシーは、マルタ騎士団のメンバーであった。ウィリアム・ケーシーは、ブッシュ副大統領、アン・アームストロング、ドナルド・レーガンらの助けを借りて、ジョージ・ブッシュ、ウィリアム・ケーシー、オリバー・ノースなどが監視無しに汚い行為を実行できるよう、大統領の外国諜報諮問委員会を殲滅させたのだ。彼らはまた、合衆国憲法を一時停止する計画を策定していたのだが、彼らが捕らえられたときその計画を実行する準備をしていたことが発覚する。これらの事実は、聴聞会で明らかになったが、委員長であったハワイの上院議員ダニエル・イノウエによって封印されてしまったのだ。米国政府を転覆させるためのこの両方の策略には、途方もない権力が関わっていたことを理解する必要がある。ウィリアム・ケーシーは、CIA長官であり、CFRのメンバーでもあり、マルタ騎士団のメンバーでもあり、ロナルド・レーガンの政治活動の責任者でもあり、証券取引委員会の責任者でもあった。ニクソン政権下では、輸出入銀行の責任者であった。

ケーシーは、ソビエト連邦の『カマリバー・トラック工場』への融資を手配したのだが、その資金の90%は米国の納税者によって保証または提供されたものである。この工場では、ソビエト軍のための軍用トラックとタンクエンジンが製造されていた。世界最大の工場であり、現在もそうである可能性があり、米国すべての工場を合わせたものよりも多くの大型トラックを生産することができた。私は、ケーシーは殺害されたと考えている。

マルタ騎士団は、ビジネス、銀行、政治、CIA、その他の諜報機関、P2、宗教、教育、法律、軍事、シンクタンク、財団、米国情報機関、国連、その他多数の糸を織り交ぜた世界組織である。彼等は、最も古いものではないが、存在する『オーダー オブ ザ クエスト』の中で最も古い支部の1つである。マルタ騎士団の世界首長は、教皇の承認を得て、生涯にわたって選出される。マルタ騎士団は、独自の憲法を持っており、教皇を先頭にしたニューワールドオーダー(新世界秩序)の確立に向けて努力することを誓っている。マルタ騎士団のメンバーは、CFRと三極委員会の強力なメンバーでもある。

バチカン

バチカンは、何年にもわたってイルミナティによって潜入されてきた。この事実は、1738年、教皇クレメント12世が正式に宣言をしたことによって簡単に証明することができる。教皇クレメント12世は、メイソンになったカトリック教徒は誰であっても全員破門にする、と発表したのだ。これは非常に重大な処罰である。また1884年にも、教皇レオ13世は、メイソンは『異教徒の習慣と慣習を復活させ、地球上に悪魔の王国を確立させる』ことを試みているシークレット・ソサエティの1つであると宣言した。ピアース・ コンプトン氏は、彼の著書『The Broken Cross』の中で、イルミナティによるカトリック教会への侵入の歴史を辿っている。彼は、主要なカトリック教徒やイエズス会による『三角形の中のすべてを見通す目』の使用を発見していた。1976年のフィラデルフィア聖体議会の印章にも使用されている。イルミナティの最後の勝利を世界に発表した、1978年のバチカンの特別切手の上にも使用されている。コンプトン氏はまた、教皇ヨハネ23世が彼の私的な十字架に『三角形の中のすべてを見通す目』を身に着けていた、と主張している。コンプトンは、数百人の主要なカトリックの司祭、司教、枢機卿がシークレットソサエティのメンバーであることを断固として主張している。彼は、イタリアのジャーナルの記事を引用し、教皇パウロ6世の私的秘書、バチカンラジオの局長、フィレンツェ大司教、ミラノの前哨、バチカン新聞の副編集長、数人のイタリアの司教、そして聖ベネディクト騎士団の大修道院長らを含む70人以上のバチカン職員をリストにあげている。 それらのリストは判明しているものだけであり、それもイタリア国内のみのリストである。中でもイルミナテイの潜入を最も顕著に現わしているのは、それから数百年後にあたる1983年11月27日、教皇フリーメイソンリーに対し、正式な宣言を撤回し、カトリック教徒が破門を恐れることなく再びシークレットソサエティのメンバーになることを許可したことである。自分たちメンバーの一人を教皇の位に選出する、というイルミナティの目標は達成されたようである。そうであるなら、ニューワールドオーダー(新世界秩序)はもう間近に迫っている、ということである。 

バチカンへの最初の米国大使は、マルタ騎士団ウィリアム・ウィルソンであった。彼の任命はおそらく違法であり、実際、非常に非倫理的であった。

憶えているだろうか、ウィルソンは、リビアへの旅行が禁止されていたとき、リビアへ無許可の旅行をし、リビアの役人と個人的に会っていた。ロナルド・レーガン大統領はガダフィを『狂犬』と呼び、何度か強い脅しをかけていた。民間人が殺戮されることになるにもかかわらず、米国はリビアを爆撃することを決定していた。このウィルソンの旅行の後、ガダフィは、アメリカの外交官がリビアとの緊張を和らげるために派遣された事実について報道発表した。国務省は、そのような事実があったことを否定。ウィルソン大使は口を閉じ、コメントを拒否した。彼のこの行動は、米国に嘘つきのレッテルを貼りつけ私たちを当惑させたにもかかわらず、今日まで彼は何も発言していない。

この時一体何が起こっていたのかについての手がかりは、私たちがリビアと断絶しリビアを爆撃し米国市民がリビアへの旅行を禁止されている間、5つの巨大な石油複合企業がお財布を満たしていた、という事実が物語っている。W.R.グレース社は、その5つの会社の1つで J.ピーター・グレースが率いていた。W.R.グレース社の8人のメンバーは、マルタ騎士団のメンバーである。ニューヨーク・タイムズレスリー・ゲルドの記事によれば、行政当局はウィルソンの活動に懸念を表明していたという。これらの動きは、しばしばウィルソンの石油事業への接触と関心を中心に展開しているように見える、と彼らは発言していたのだ。

ウィルソンは解雇されるべきだったが、解雇されるどころか、彼と彼の妻は教皇イースターのミサに出席し、同じく出席していたジョージ・シュルツ(米国務長官)と彼の妻の隣に並んで立ったのである。これは、彼の行動が内輪で承認を受けていた、ということを示している。もちろん、ジョージ・シュルツは、CFR、ボヘミアンクラブベクテル社のメンバーであり、これらはすべて、『オーダー』およびマルタ騎士団と密接な関係がある。

ウィルソンは、大使として他のいくつかの不正行為にも関与していた。繰り返しになるが、いずれの場合も何も起こりはしなかった。憶えているだろうか、レーガン大統領は、ウィリアム・ウィルソンが所有するメキシコの牧場で馬から転落したことがあった。レーガン大統領がバチカンの米国大使であったときのウィルソンの行動を承認していなかったら、レーガン大統領がメキシコのウィルソンの家を訪れていたりしただろうか?真剣に考える必要があるのだ。

(2-7へ続く)

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元祖デイープステート告発者、ウィリアム・クーパー氏 2-5

 

ウィリアム・クーパー氏 著 Behold a pale horse 1991年出版

ジェイソン・ソサエティ

『ジェイソン・ソサエティ』(またはジェイソン・スカラー)は、※『ジェイソンとゴールデンフリースの物語』がその名前の由来である。そして、それはイルミナティで最も高いレベルの1つ『オーダー・オブ・ザ・クエスト』の支部である。ゴールデンフリース(黄金の羊毛)は、ジェイソンのメンバーにとって真実の役割を果たすのである。ジェイソンは、真実の探求を代表しているのだ。したがって、『ジェイソン・ソサエティ』という名前は、真実の探求に従事している男たちのグループ、という意味をもっている。ジェイソンの名前は、『ジェイソン・ソサエティ』の名前として使用される場合、必ず大文字(JASON)で綴られる。この秘密のグループを参照するときに小文字が使用されることはない。

海軍機密情報の中で読んだトップシークレットの文書によれば、アイゼンハワー大統領は『ジェイソン・ソサエティ』に対し、エイリアンに関するすべての証拠、事実、嘘、欺瞞を調べ、真実を探すよう依頼したとあった。

ジェイソン・グループの創設者たち(ジェイソン・ソサエティとは異なる)には、第二次世界大戦中、原子爆弾を製造するためにアメリカ国内のほぼすべての主要な物理学者を集めた、有名なマンハッタン・プロジェクトのメンバーが含まれている。このグループは、主に理論物理学者で構成されており、米国における最も精鋭な科学者の集まりであった。1987年の時点で、このメンバーシップには4人のノーベル賞受賞者が含まれていた。今日ジェイソンは、政府が他のどこにも見つけることのできない科学的支援を提供し続けている。恐らく彼らは、最高のテクノロジーの本当のレベルについて知っている、アメリカで唯一の科学者からなるグループである。

ジェイソンは、不必要なまでに秘密に包まれている。このグループは、会員リストの公開を拒否している。公式の履歴書にジェイソンのメンバーであることを記載している人物がいないのだ。彼等は、完全に舞台裏で活動し、国の最も重要な安全保障に関する決定を導いている。これらには、スターウォーズ、潜水艦戦、および温室効果に関する予測が含まれている。ジェイソンのメンバーには、1日あたり500ドル(約6万円)のコンサルタント料が支払われている。

ペンタゴン(米国防総省)によれば、ジェイソンズは、国内で最も高く最も制限的なセキュリティクリアランスを保持している。彼らには、船に乗って旅行したり軍事基地を訪れたりするとき、外交上の階級として海軍少将(2つ星)が与えらることになっている。私が見つけることができた、ジェイソン・グループについて言及しているその他の文書は唯一、ペンタゴンの論文のみである。論文は、ジェイソンがベトナム戦争中の北ベトナムによる南ベトナムへの侵入を封鎖する目的で北ベトナム南ベトナムの間に電子障壁を設計した、と述べていた。私は非武装地帯に駐在していたので言えるのだが、それは実は機能していなかった。

ジェイソン・グループを取り巻く秘密のベールは、その構想以来非常に厚く漏洩がない。もし政府が秘密を守ることができないと考える人たちがいたら、その立場を再検討する必要がある。政府は1回の漏洩を除きジェイソンの秘密を封じ込めることに成功しているが、ジェイソン・グループ自体は民間グループであるにも関わらずもっと優れていた。ジェイソン内部からの漏洩は未だかつて発生していないのである。ジェイソンは、マイターコーポレーションによって管理されている。マイターコーポレーションに割り当てられた政府契約は、実際にはジェイソンの科学者に割り当てられているのだ。これは、ジェイソンという名前が公の監視下に置かれる可能性のある文書に表示されないようにするためである。

ジェイソン・スカラー(またはジェイソン・ソサエティ)とジェイソン・グループの違いは何であるか?私が読んだ機密文書は、まさにその言葉『ジェイソン・ソサエティ』を使って『ジェイソン・ソサエティ』について言及していた。公開文書では、ジェイソンの唯一の参照は、マイターコーポレーションによって管理されているジェイソン・グループへの参照のみである。私の考えでは、『ジェイソン・ソサエティ』は『スカル&ボーンズ』や『スクロール&キー』よりも高いイルミナティの最高位の1つである。つまり、彼等はより高位の会員ということである。ジェイソン・グループは、はっきりとした理由で『ジェイソン・ソサエティ』と米国政府によって設立され雇用された、科学組織なのである。

私は、『ジェイソン・ソサエティ』とジェイソン・グループについてもっとよく知っているのだが、これについて広範囲な研究を行ったグラント・キャメロン氏の業績を横取りしたくはない。彼は、今後数ヶ月以内に研究内容を出版するであろう。 彼の発見が、あなたを驚かせるであろうことを保証する。

再びCFR (外交問題評議会

CFR(外交問題評議会)は、半世紀以上の間、アメリカの外交政策の確立の最前線であり続けている。CFRは、世界的な問題を研究し、米国の外交政策を展開させる上で重要な役割を果たす、経営幹部、学者、政治指導者からなる民間組織である。CFRは、国際問題におけるアメリカの役割に関係する最も強力な半公式グループの1つなのだ。それは、ハーバードやイエールの『スカル&ボーンズ』や『スクロール&キー』のソサエティから選出された男たちによるエリートグループによって管理されている。これらは両方とも、『オーダー』の第322章として知られるイルミナティの秘密の支部である。『オーダー』のメンバーは、『ジェイソン・ソサエティ』としても知られる『オーダー オブ ザ クエスト』のイニシエーションを受けた後、CFRの執行委員会を構成するのだ。

CFRは英国王立国際関係研究所の姉妹組織であり、彼らの目標は、ニューワールドオーダー(新世界秩序)である。ニューヨークのディナークラブとして存在していたが、現在のように権力を握り始めたのは1921年に王立国際問題研究所と合併し、JPモルガンカーネギー基金、ロックフェラーファミリー、および 他のウォールストリートの金融機関から財務基盤を得るようになってからである。

CFRは、私たちの政府をコントロールしている。何年にもわたって、メンバーたちは、執行部全体、州務省、司法省、CIA、および軍のトップの地位に浸透してきた。歴代のCIA長官は、CFRのメンバーである。ルーズベルト大統領以降のほとんどのアメリカ大統領もメンバーである。CFRのメンバーが、マスコミの所有権を支配しており、アメリカのトップジャーナリストのほとんどがメンバーである。政府は、CFRポリシーに準拠している。

私は、海軍諜報部にいた時、アイゼンハワー大統領が、セキュリティ上の理由から『マジェスティ12』(またはジェステイック12)と呼ばれるグループへCFRの執行委員会メンバーの6人を任命したという最高機密文書を読んだことがある。『マジェステイ12』は、地球圏外についての情報やプロジェクトを管理することになった秘密のグループである。文書によれば、アイゼンハワー大統領は、CFRのメンバーでもある政府の執行部からも6人のメンバーを任命した、ということである。そして、エドワード・テラー博士やジェイソン科学グループの6人のメンバーを含め、『マジェステイ12』の総会員数は19人であった。

CFRは、メモを取ったり会議の議事録を公開したりすることを禁じている、という点でシークレットソサエティという呼び名に相応しい。会議中に行われた会話や会話の主題または一部を漏らしたメンバーは終了させられる。CFRの目標は、ニューワールドオーダー(新世界秩序)である。そして、ジョージ・ブッシュは、CFRのメンバーである。(続く)

※ジェイソン とは、ギリシャ神話に出てくる勇士で、黄金の羊毛(ゴールデンフリース)を獲得したと言われている。

(2-6へ続く)

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元祖デイープステート告発者、ウィリアム・クーパー氏 2-4

 

ウィリアム・クーパー氏 著 Behold a pale horse 1991年出版

シークレット・ソサエティ

現代のシークレット・ソサエティの殆どが、特にイニシエーションの階級を実践するソサエティが、実際には1つの目的を持つ1つのソサエティである、という事実を示してみたいと思う。『オーダー オブ ザ クエスト』『ジェイソン・ソサエティ』『ロシャニヤ』『カバラ』『テンプル騎士団』『マルタ騎士団』『コロンブス騎士会』『イエズス会』『メイソンズ』『古代神秘バラ十字会』『イルミナティ』『ナチス党』『共産党』『 CFR(外交問題評議会)の幹部』『ザ グループ』『オーダー』『ブラザーフッド オブ ドラゴン』『バラ十字会員』『三極委員会』『ビルダーバーグ・グループ』『オープン・フレンドリー・シークレット・ソサエティバチカン)』『ラッセル・トラスト』『スカル&ボーン』『スクロール&キー』『オーダー』などと呼ばれるグループたちである。彼らはすべて同じであり、すべて同じ究極の目標、ニューワールドオーダー(新世界秩序)に向けて取り組んでいるのだ。

しかし、彼らの多くは、誰が実際にこのニューワールドオーダー(新世界秩序)を支配するかについて意見が分かれており、同じ目標に向かって進んでいるにもかかわらず、それが時には反対方向に引っ張りあう原因となっている。

1952年、歴史上初めてそれらすべてが結集し、同盟が結成された。ブラックファミリー、イルミナテイ(オーダー)、バチカン、そしてフリーメイソンらが、ニューワールドオーダー(新世界秩序)をもたらすことを協力しあうためにである。すべての者たちが自分たちの潔白を訴え、他の方法を提案する人々をどんな手を使ってでも撲滅するつもりなのだ。

リストに挙げたもののいくつかは、表向きはイニシエーションの階級を実践していないように見えるかもしれない。 CFR(外交問題評議会)を見ればわかる。 実際多くのメンバーは、執行委員会に参加することはない。彼らは、いかなる種類のいかなるイニシエーションも決して経験しない。彼等は、勢力基盤なのであり、意見のコンセンサスを得るために利用されているのだ。大多数は、実際にはメンバーではないのだがメンバーであるかのように思わされている。実際には、彼等は利用されているだけで、ソサエティの意味を理解することを望んでいないし理解することができないでいる。執行委員会は、親密な仲間の内核であり、彼等は『ジェイソン・ソサエティ』としても知られる『オーダー オブ ザ クエスト』と呼ばれるシークレット・ソサエティのメンバーたちで、共通の目的に専念しているのだ。外側のサークルの者たちは、内核による個人的な説得、後援、社会的圧力によって影響を受ける。それこそが、彼らがヘンリー・キッシンジャーを買収した方法である。 ロックフェラーは、50年代初頭、$50,000の助成金キッシンジャーに与えCFRのメンバーにしたのだ。規則に従わない外側のサークルのメンバーは即座に追放され、絶えずサークルに残っている者たちへの見せしめとなる。選ばれた者たちになりたい、という人間の願望を覚えているだろうか? それがこの仕事の原則なのだ。

CFR(外交問題評議会

本当の権力を握っているのは、例外なく常に、『スカル&ボーンズ』や『スクロール&キー』として知られているハーバードやイエールのシークレット・ソサエティの中からリクルートされる男たちである。どちらも、歴史的にイルミナティとして知られているシークレット・ソサエティの秘密の支部ブラザーフッド オブ デスとも呼ばれる)にあたる。これらの支部は、イギリス(オックスフォード大学のグループ、特にオール ソウルズ カレッジ)やドイツ(トゥーレ協会、ブラザーフッド オブ デスとも呼ばれる)の親組織とつながっている。私は、このことについて海軍諜報機関に在籍していた時に知った。『オーダー』のメンバーたちだけが、『オーダー オブ ザ クエスト』、『ジェイソン・ソサエティ』への入会が許され、彼等が、CFR(外交問題評議会)、三極委員会の幹部メンバーを構成するのである。CFR(外交問題評議会)の幹部メンバーたちが、この国アメリカにおける真のエリートたちである。ジョージ・ブッシュは、『オーダー』のメンバーである。ジョージ・ブッシュの父親プレスコット・ブッシュは、ヒトラーの資金調達を助けたメンバーでもあった。『オーダー』のメンバーは、国、国王、政府、憲法への忠誠から放免される誓いを立てている、ということを知っておくことが重要である。これには、その後に立てられた忠誠の誓いを否定することも含まれている。彼らは、『オーダー』とニューワールドオーダー(新世界秩序)の目標に対してのみ忠誠を誓うのである。ジョージ・ブッシュは、米国の忠実な市民などではなく、米国の破壊とニューワールドオーダー(新世界秩序)の形成にのみ忠実なのである。ブッシュが『スカル&ボーンズ』に入会したときの誓いに準ずれば、アメリカ合衆国大統領就任の誓いは何の意味も持たないのだ。

三極委員会(トライラテラル・コミッション)

三極委員会は、約300人ほどの、西ヨーロッパ、北米、および日本からの非常に著名なビジネス、政治、および知的政策決定者のエリートグループである。このエンタープライズは、3つの地域間の政治的および経済的協力を構築するために活動する民間機関である。その壮大な計画は、ニューワールドオーダー(新世界秩序)である。三極委員会は、その創設者であるアメリカの銀行家、デイヴィッド・ロックフェラーの着想によるものである。その結成の本当の理由は、ベトナム戦争に対する国民の不満の結果、CFR(外交問題評議会)の権力が衰退したことにある。三極委員会への移行の背後にある理由は、言ってみれば1つのレースに2頭の競走馬を入れて走らせることと同じである。勝つチャンスが2倍になる、というわけなのだ。しかし真の権力は、常にCFR(外交問題評議会)の手にしっかりと握られている。ロックフェラー一族は、これまでも、そして今後も、両方の組織の恩恵を受け続けるのだ。ロックフェラーの権力は強大だが、だからといってアメリカや他国に対する支配権を彼等がもっている、というわけではない。本当の権力がどこにあるかということについては、1972年の『ビルダーバーグ・グループ』の会議でロックフェラーが『三極委員会』というプライベートグループを結成するにあたり彼等にお伺いを立てなければならなかった、という事実がカギを握っている。『ビルダーバーグ・グループ』が許可を与えた後、ロックフェラーの代理を務めるズビグニエフ・ブレジンスキーが会員を集め『三極委員会』を組織したのである。((組織は公式発表の1973年の前年にすでに組織されていた。)

『三極委員会』の危険性については、70年代半ばにハーバード教授サミュエル・P・ハンティントンが彼らのために書いた『精力的な平和』がカギを握っている。その論文の中で、ハンティントン教授は、民主主義や経済発展について、それらを時代遅れの考えとして捨てさるよう勧めているのだ。彼はまた、『民主主義の危機』という本の共著者なのだが、その本の中で、『経済成長には潜在的に望ましい限界があることを認識するようになった。また、政治的民主主義の無期限の拡大にも潜在的に望ましい限界がある。権限を欠く政府は、国民に犠牲を課す必要が生じるかもしれない大変動の危機に対してほとんど能力を持たないであろう。』と述べているのだ。

ジョージ・ブッシュは『三極委員会』のメンバーであり、大統領に選出されるため便宜上のためだけにメンバーを辞任した、という事実を忘れてはいけない。彼は、委員会とその理念と理想を心から信じているのだ。つまり私たちは、民主主義や経済発展を捨てなければならないと信じている大統領を選出した、というわけだ。言っておくが、彼はその目的に向かって取り組んでいるのだ。ブッシュは、未だに『オーダー』とCFR(外交問題評議会)のメンバーなのである。

(2-5へ続く)

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元祖デイープステート告発者、ウィリアム・クーパー氏 2-3

 

ウィリアム・クーパー氏 著 Behold a pale horse 1991年出版

 

イルミニズム

1826年、アメリカのフリーメイソン、ウィリアム・モルガンが『Illustrations of Freemasonry』という題名のフリーメイソンの秘密を明らかにした本を著している。ウィリアム・モルガンが明らかにした秘密の1つは、フリーメイソンのピラミッドの頂点にある最後のミステリーは『ルシファー崇拝』である、ということである。モーガンが明らかにしたのは、フリーメイソンの計画は教会、国家、そして大衆の自由を打ち倒すことだ、ということなのだ。

モーガンは、メイソンに対し小さな騒動を引き起こした。小さな騒動はやがて本格的な反フリーメイソン運動に変わっていき、作者のウィリアム・モーガンは行方不明となった。モーガンは、拉致されオンタリオ湖で溺死したようである。仲間のメイソンらがやったと主張されたのだが、彼らは今日までその事実を否定している。ならば他に誰がやったというのだろうか?私は、彼らがモーガンを殺害したと確信している。当時の新聞には、彼がメイソンズに殺害されたと疑念無しに書かれている。フリーメイソンへの入会の誓いは、秘密を漏洩した場合入会者は殺害される、というものだ。この時全国的な怒りが湧き起こり、1829年にヘンリー・ダナ・ワード、サーロウ・ウィード、ウィリアム・H・スワードによって反フリーメイソンの政党が結成される。その間にいくつかの反フリーメイソンの書籍への関心が復活し、その結果、フリーメイソンリーは会員を大幅に失ってしまう。しかしそれはほんの数年続いただけで、1840年までに反フリーメイソン党は消滅した。

イギリス・フリーメイソンは、仕事、昇進、契約、またはキャリアが関係するときはいつでも、メイソンを支持し差別する、完全に自己奉仕的なグループであることを私たちは知っている。イギリス・フリーメイソンの組織は、KGBがイギリスの機密機関に潜入し乗っ取るのに利用された。イギリスの機密機関は、米国のCFR(外交問題評議会)の親組織である『チャタムハウス』の通称で知られる王立国際問題研究所と同義語である。イギリスの州警察であるスコットランドヤードは、同じことが起こるのではないかと恐れ、職員にメイソンに加わらないよう命じている。

おそらく最も悪名高いフリーメイソンロッジはイタリアのP2ロッジである。このグループは、賄賂から暗殺まですべてに関与している。P2は、バチカンマルタ騎士団、および米国のCIAと直結している。彼等は、強大で危険である。P2ロッジは、バチカンへの潜入に成功し、非常に重要なクーデタを成功させた。つまり教皇ヨハネ・パウロ2世は、フリーメイソンリーに対する禁止を解除したのだ。それによって現在バチカンの多くの高位のメンバーたちは、フリーメイソンである。

フリーメイソンリーは、この地球上で最も邪悪で恐ろしい組織の1つである。メイソンズは、世界支配のための闘いの主要なプレーヤーたちである。33階級は、2つに分かれている。片方にはルシフェリアン・イルミナティの中核が含まれ、もう片方にはそれについて全く知識のない者たちが含まれている。もちろん、あなたは生涯を通じて、フリーメイソンはコミュニティサービスにのみ傾倒している慈悲深い兄弟組織にすぎない、と言われてきたはずである。

私はしばらくの期間海軍諜報機関で働いたのだが、海軍諜報機関の諜報員たちは全員メイソンであった。私が海軍安全保障・諜報機関に選ばれた理由なのだが、それは私が少年時代『ド・モレ―  ソサエティ』と関わりがあったことが関係しているのではないか、と私は推察している。

フリーメイソンのほとんどのメンバーは、イルミナティが『秘密の中の秘密』または『組織の中の組織』として知られていることを実践しているなどという事実を知らない。それが、イニシエーションの目的の1つなのだ。しかしながら、だからといってメンバーたちに責任がないとは言わせない。組織についてのすべてを知らずしてそのソサエティに参加するなどは実に愚かなことだからだ。すべてのテストに合格したトップの者たちだけが、メイソンが本当は何を隠しているのかを知っている。だから外部者たちは、グループについてほとんど知ることができないのだ。フリーメイソンの弁解をする他の著者たちとは異なり、私は彼らの責任と罪を免除することを拒否する。フリーメイソンたちは、他の皆と同じように、彼らの家の清潔さにおいて責任があるのだ。秘密の家の中の秘密の家の中の秘密の家の居住者は、部屋の数や部屋の中の状態がわからなければその家の掃除をすることは出来ないのだ。彼らの家は、悪臭たちこめる汚水溜めである。私は、イニシエーションの等級を実践しているシークレット・ソサエティは何であれ、元々の古くからのイルミナテイの分家であると固く信じている。彼らの目標は、世界を支配することである。このグループの教義は、民主主義や共産主義などではなく、一種のファシズムである。教義は、全体主義社会主義である。あなたは、正しく考え始める必要があるのだ。イルミナテイは共産主義者ではないが、一部の共産主義者はイルミナテイである。

(1)第一次世界大戦君主制(テーゼ)は民主主義(アンチテーゼ)に直面し、その結果、共産主義と国家連盟(統合)が形成された。

(2)民主主義と共産主義(テーゼ)は第二次世界大戦ファシズム(アンチテーゼ)に直面し、より強力な国際連合(統合)をもたらした。

(3)現在、資本主義(テーゼ)は共産主義(アンチテーゼ)に直面しており、その結果はニューワールドオーダー(新世界秩序)、全体主義社会主義(統合)となる。

1953年のカリフォルニア上院調査委員会の教育に関する報告書は、『いわゆる現代の共産主義は、明らかにイルミナテイによって創立された、文明を破壊するための偽善的な世界的陰謀、と同質である。 そしてそれは、ここ我々の居住地で台頭しつつある。』と述べている。カリフォルニア上院議員は、共産主義イルミナティの仕業であることを理解していたのだ。しかし彼らは、CFR(外交問題評議会)や三極委員会もまたイルミナティの仕業であるということには気づかなかったようである。あなたは、正しく考え始める必要があるのだ。敵は、共産主義ではなくイルミニズムなのだ。

(2-4へ続く)

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元祖デイープステート告発者、ウィリアム・クーパー氏 2-2

 

ウィリアム・クーパー氏 著 Behold a pale horse 1991年出版

テンプル騎士団

テンプル騎士団がイルミナテイであることを、私たちは知っている。何故ならフリーメイソンは、教会やフランスの迫害から逃れた人々を吸収し保護したからである。 これはフリーメイソンが何世紀後にもアダム・ヴァイスハウプトのイルミナテイを吸収し保護したのと同じことなのだ。今日、テンプル騎士団は『テンプラー・オーダー』内の、高位のフリーメイソンとして存在している。実際、テンプル騎士団は、『オーダー オブ ザ クエスト』の支部である。『ド・モレ― ソサエティ』は、テンプル騎士団、特にリーダーのジャック・ド・モレーの迫害の記憶を奉献するフリーメイソン支部である。私自身が少年のころ、『ド・モレ― ソサエティ』のメンバーだったのでそのことを知っているのだ。私は、ミステリーと儀式が大好きであった。しかし家族がソサエティがロッジを持たない場所に引っ越したため、私はソサエティから離れたのだった。私は今日まで、この私自身の『ド・モレ― ソサエティ』との関係が、海軍諜報機関が私を選んだ理由であったと信じている。諜報機関のメンバーによれば、ニューワールドオーダー(新世界秩序)が強固となると、歴史的遺物が取り出されそれは※『聖槍』(運命の槍)と統合され、伝説によれば、それが世界の支配者に絶対的な力を与えるであろう、ということなのだ。これは、一人の男の手にこれら遺物が統合されたとき、時代を通して受け継がれてきたその重要性を説く信仰を確認するというわけである。これは、第二次世界大戦の最中、ヒトラーがそれらの隠れ場所を必死になって探していた理由を説明するものだ。繰り返すが、あなたが何を信じようが関係ないのである。彼らがそれらを信じるなら、あなたはその影響を受けてしまう、ということなのである。

テンプル騎士団は、シオン修道会によって11世紀のとある時期にエルサレムで、ジーザスの残された遺物を護るため、そして聖都へ巡礼中の宗教的な旅行者に軍事的保護を提供するため、という明確な目的をもって設立された。

シオン修道会は、エルサレムのシオン山に設立された宗教的な『オーダー』であった。『オーダー』は、ジーザスとダビデ家の血統を保存し記録するという目標を設定していた。シオン修道会は、ありとあらゆる手段を使って、残っていた遺物を見つけては回収していった。テンプル騎士団は、これらの遺物の保管を委託されたのである。

フリーメイソンとイルミナテイ

ドイツのインゴルシュタット大学のカノン法の若い教授であったアダム・ヴァイスハウプトは、イエズス会の司祭でありイルミナティ創始者である。彼が1776年にドイツで設立したこの『オーダー』の支部は、ここでずっと論じてきたイルミナテイと同じである。後半で説明するが、イエズス会とのつながりは重要である。研究者たちは、彼がロスチャイルド・ファミリーによって資金提供されたことを認めている。アダム・ヴァイスハウプトは、『すべての秩序ある国の政府の廃止、相続の廃止、私有財産の廃止、愛国心の廃止、すべての文明が根付いた細胞である家庭生活の廃止、そして存在する全ての宗教の廃止、 そしてそれによってルシファー信仰の総体主義のイデオロギーが人類に強いられることになる』と提唱した。イルミナティを設立したのと同じ年、彼は『ウェルス・オブ・ネイションズ』を出版する。これは、資本主義と産業革命イデオロギー的基盤を提示した本である。同じ年に、アメリカの『独立宣言』があったのは偶然ではない。アメリカ合衆国の国章に、『the Brotherhood of the Snake』のサインである『すべてを見通す目』や他のサインを認めることができる。

すべての教義は同じである。アダム・ヴァイスハウプト のイルミナティは、『アフガニスタンのイルミネートされた者たち』や、自分たちを『イルミネートされた』と呼んでいた他のカルトと同じである。スペインの『アルンブラドス』は、フランスの(イルミネートされた)『ゲリネット』と同じである。米国では、『ジャコバン・クラブ』として知られていた。秘密の中の秘密の中の秘密。しかし常に中心にあるのはブラザーフッドである。アダム・ヴァイスハウプトは、『イルミナティ』という言葉やブラザーフッドの存在を公に晒してはならないという規則を無視したために、裏切られ迫害されたのだと私は考えている。ヴァイスハウプトによる曝露と非合法化は、それでもなおまだ隠されていてなお非常に強力なブラザーフッドたちの、いくつかの目標を果たしたことになるのだ。それによってメンバーたちは、彼等が存在しているという主張を退けることができるようになったからである。イルミナティは暴露され非合法化されたためもはや現実には存在しない、ということになったのだから。これにより、メンバーはあらゆる種類の陰謀の申し立てを拒否することができるようになったというわけなのだ。『The Brotherhood of the Snake』は、犬を寄せ付けないためにおとりを捨てる、というやり方に長けているのである。ヴァイスハウプトは言われたことを正確にやっていた、ということかもしれない。ヴァイスハウプトは、『我々オーダーの大きな強みは、その隠蔽にある。それが本当の名前で現れることは決してない。それは常に別の名前と別の職業で覆われているのだ。

アダム・ヴァイスハウプトの治世中にフリーメイソンの組織がイルミナティによって潜入されたという主張は、ナンセンスである。フリーメイソンは、常にイルミナティの核心部分を彼らの階級の中に含んでいた。だからこそ、彼らはヴァイスハウストのメンバーたちを自由にそして喜んで受け入れて匿ったのだ。ヨーロッパの君主らによって非難されていた無法者たちを受け入れて匿うといった、彼らの命すらリスクに晒すことになるような危険までおかして。『アダム・ ヴァイスハウプトがイルミナテイの創設者でありイルミナテイは破壊され二度と浮上しない』等という神話を永続させてきたのは、主にフリーメイソンの著者たちである。

※聖槍とは磔刑に処せられた十字架上のイエス・キリストを確認するため、わき腹を刺したとされる槍のこと

(2-3へ続く)

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元祖デイープステート告発者、ウィリアム・クーパー氏 2-1

デイープステート・UFO研究家たちにとって、古典的な存在の本がある。1991年に出版された、ウィリアム・クーパー氏が綴った『Behold a pale horse』である。彼等にとってクーパー氏は常識中の常識、ヒーロー中のヒーロー、まさに草分け的存在だ。そもそも氏が, 政府が長くその存在すら否定し続けていた『エリア51』をいち早く世に知らしめたのだ。驚くことに、2001年9.11(同時多発テロ)に関しても、その半年前から自身の短波ラジオ放送で正確に警告を発信していた。『我々自身の政府が、オサマ・ビン・ラデインという男の名前を使ってテロを起こすことを画策している。』と。結果、彼はその年の11月に命を落とすことになる。ここでは『Behold a pale horse』の序章に続き、第2章の抜粋を紹介してみたいと思う。Divine Light

ウィリアム・クーパー氏 著 Behold a pale horse 1991年出版

〔第2章シークレット・ソサエティとニューワールドオーダーより抜粋〕

秘法

歴史は、秘密結社のささやきで溢れている。古代の人々の禁じられた知識を護った長老や僧侶の話。文明の進路を指揮する著名な男たちが密かに会合を持っていたことは、すべての人類の書物に記録されている。最も古いのは『the Brotherhood of the Snake』で、別名『the Brotherhood of the Dragon』とも呼ばれ、今でも多くの異なる名前で存在し続けている。『the Brotherhood of the Snake』は、時代の秘密を守り、ルシファーを唯一の真の神として認めることに専念している。例えあなたが、神、ルシファー、サタンを信じないとしても、信じる人が大勢いるということを理解しなければならない。私は人種差別を信じていないが、何百万人もの人々がそれを信じており、それらの信念と信念に基づく行動は、私個人に少なからぬ影響を与える。これらの組織の進む道において、宗教が常に重要な役割を果たしてきたことは明白である。

これらのグループの秘密は非常に深淵なるものと考えられているため、選ばれた、そして十分な教育を受けた少数の人々だけがそれらを理解し使うことができる、というのだ。これらの人たちは、すべての人類の利益のために特別な知識を使っているという。少なくとも、それが彼らの主張するところなのである。彼らの知識や行動が秘密にされているというのなら、私たちはどのようにしてそれらを知ることができるだろうか?実は幸いなことに、その一部は一般に公開されているのだ。

イニシエーションは、信用できる野心的な男たちに褒美を与えるための手段である。イニシエーションの階級が高くなればなるほど、その階級に属するメンバーが少なくなることに気付くはずだ。これは、他のメンバーが野心的でないからなのではなく、非常に慎重な選択のプロセスが行われるからである。上位メンバーによる引き抜きなしではそれ以上先へ進めないポイントに到達する。ほとんどのメンバーは、このポイントを超えて進むことはなく、グループの本当の秘密の目的を学ぶこともないのだ。凍結されたメンバーは、その時点からいつもそうであったように、政治的権力基盤の一部としてのみ機能していくのだ。イニシエーションは、誰が信用できて誰が信用できないかを判断する方法である、というわけなのだ。

誰が熟錬者になるかを決定する1つの方法に、イニシエーションの時、候補者に向かってキリストの十字架に唾を吐くよう求める、というのがある。候補者が拒否した場合、メンバーはその候補者を祝福し、『真の熟練者は決してそのようなひどいことをしたりしない、あなたは正しい選択をした。』と告げるのだ。そして彼等がそれ以上階級を上がっていくことは決してない。代わりに候補者が十字架に唾を吐いたなら、彼らはミステリーの1つについての知識を示され、すぐに次のより高いレベルの候補者となる。ミステリーは、宗教は大衆を支配するための道具にすぎない、ということなのだ。知識(知恵)が彼らの唯一の神であり、それを通して人自身が神になる、というのだ。知識、科学、またはテクノロジーへの崇拝(研究とは大きく異なる)は、最も純粋な形の悪魔主義であり、その神はルシファーなのだ。

ミステリーを理解し始めるために知っておくべき最初の秘密は、これらのメンバーたちは、本当に成熟したマインドというものは世の中にほとんど存在しないと信じている、ということである。彼らは、それらのマインドは彼らだけのものだ、と信じているのである。次に示す哲学は、人類の古典的なシークレット・ソサエティに対する見解である。つまり、『知識の豊富な者たちは、推論力を必要とする問題に直面したとき、落ち着きを保ち問題点に関連する事実を収集することによって解決策に到達しようとする。一方、未熟な者たちは、同じ問題に直面すると圧倒され参ってしまう。前者は自身の運命の謎を解く資格があると告げられるが、後者は一群の動物のように導かれ最も単純な言語で教えられなければならない。彼等は、羊のように完全に羊飼いに依存しているのだ。有能な知性は、秘法と難解な精神的真実を教えられる。一方大衆は、文字通りの平凡な解釈を教えられる。 大衆が五感を崇拝している間、選ばれた少数の者たちは、壮大なる抽象的な真実の象徴的な凝結を、それらの間の深い奥行の中で認識しながら観察する。』

ロシャ二ヤ

現代の子孫に直接つなげることができる3つの初期のシークレット・ソサエティは、『ロシャニヤ』、『ミトラス教』、およびそれらと相対的な『ビルダーズ』というカルトである。彼らは、今日のフリーメイソンイルミナティの他の多くの支部と多くの共通点を持っている。

特に興味深いのは、『ロシャニヤ』(イルミネイトされた者たち)と呼ばれる古代のアフガニスタンの強力なソサエティである。『カイロの知恵の家』に歴史をさかのぼるこの神秘的なカルトへの言及が、実際に存在する。このカルトの主な信条は次のとおりである。 私有財産の廃止、 宗教の排除、国家の排除。イルミネーションは、世界の組織と方向性を実行するための完璧な男女の種を望む至高の存在から発せられる、という信仰。 

ナチス党、共産党、極右、極左のエコーが聞こえてきそうではないか?覚えておくべき重要な事実は、右と左の両方のリーダーたちは、昔も今もイルミニストでありブラザーフッドのメンバーである、極少数の中核の男たちである、ということだ。彼らは、表向きはキリスト教ユダヤ教のメンバーであったかもしれないし、今もそうであるかもしれないが、それは彼ら自身の目的を促進するためにだけである。彼らは昔も今も常に、ルシファー信仰者であり国際主義者である。彼らは、特定の国に忠誠を誓うことはないが、時にはナショナリズムを使って目的を推進してきた。彼らの唯一の関心事は、より大きな経済的および政治的権力を獲得することである。両方のグループのリーダーたちの最終的な目的は同じである。彼らは、地球全体の富、天然資源、および人的資源(労働力など)の、議論の余地のない支配を勝ち取ることを決意しているのだ。彼らは世界を、ルシファーの全体主義的な社会主義国家の概念に変えるつもりである。その過程において、彼らはすべてのキリスト教徒、ユダヤ教徒、そして無神論者を排除していくのだ。あなたはたった今ここで、大きなミステリーのそのたった1つだけを学んだのである。

『ロシャニヤ』は、彼ら自身をまた『オーダー』とも呼んだ。新入者たちは、『オーダー』への忠誠以外すべての忠誠から放免されるという誓いを立て、『私は永続的な沈黙と揺るぎない忠誠心と、オーダーへの服従に自分自身を拘束する....我々の秘密のサインによって自身を特定できないすべての人類は、我々の合法的な獲物である。』と明言するのだ。これらの誓いは、今日まで本質的に同じままである。『オーダー』とは『オーダー オブ ザ クエスト』のことである。このカルトの教えは、天国も地獄も存在せず、私たちが知っている命とは完全に異なるスピリットだけが存在する、と教える。そしてスピリットは、生前そのスピリット自体が『オーダー』のメンバーであった場合にのみ、『オーダー』のメンバーを通じて地球上で強力であり続けることができる、というのである。このようにして、『オーダー』のメンバーたちは死んだメンバーのスピリットから力を得るのだ。

『ロシャニヤ』は、旅人たちを新入者として受け入れ、その後、『オーダー』の新しい支部を創設するために彼等を送りだした。暗殺者たちは、この『ロシャニヤ』の支部の者たちであると信じる人もいる。『ロシャニヤ』の支部は、今日も至る所に存在している。ルールの1つは、同じ名前を使用しないということ、そして『イルミナテイ』と言及しないことであった。その規則は、今も変わっていない。

(2-2へ続く)

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(序章はこちらから)

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ローマ法王とニューワールドオーダー     ウィリアム・クーパー

 

ウィリアム・クーパー氏 著 Behold a pale horse 1991年出版


1940年代初頭、I.G. ファーベン・ケミカル 社は、アウシュヴィッツ強制収容所で使用する青酸カリをナチスに販売するために、あるポーランド人のセールスマンを雇いました。この、同じセールスマンは、毒ガスを製造するために化学者としても働きました。これら、青酸ガスやツイクロンB、マラチオンは、何百万人ものユダヤ人たちを虐殺するために使用されました。戦後、このセールスマンは命の危険を感じ、カトリック教会に加わり、1946年、司祭に任命されました。彼の最も親しい友人の1人に、ウルフ・シュムネス博士という人物がいましたが、この博士は、1978年11月から1979年10月、および1980年3月から1981年10月にかけてニューヨークやサンフランシスコ、および他の4つのアメリカの都市においてCDC(疾病管理センター)によって実施された実験的B型肝炎ワクチン試験を、計画実行した中心人物でした。 それによって、疫病AIDSは全米に広がったのです。前述のセールスマンは、1958年、ポーランドの最年少の司教に任命されました。1978年、33日間教皇の座にいたヨハネ・パウロ1世が暗殺されると、この青酸ガスのセールスマンは教皇ヨハネ・パウロ2世』の座を引き継ぎました。

1990年までに、適切な主役たちが出そろいました。 ソビエト秘密警察の元長官、ミハエル・ゴルバチョフ、そしてCIA元長官ジョージ・ブッシュ、元毒ガスのセールスマン教皇ヨハネ・パウロ2世。これ等の主役たちは、ニューワールドオーダー(新世界秩序)を迎えるための不浄なる同盟によって繋がっていたのです。

 

ヨハネ・パウロ2世

 

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